小さなチカン?

2018年12月16日 | 日記
おとといの仕事の時、いつものようにおやつの準備をしていた。

準備といってもウチの施設のおやつは手作りとかではなく、買ってきたお菓子を子ども達に分けるだけなのだが。

おやつの準備をする時は、誰かひとりか二人、子どもに手伝わせている。

おとといは、2年生のタクヤくんと3年生のミサコちゃんを手伝いに呼んで、一緒に準備していた。

「さてと、今日はどのお菓子にしようかな」

と言いながら、私は戸棚の中を曲がって見ていた。

すると…

え!ちょ!

タクヤくんが、私のお尻に手をやり、サーッと前の方まで手を延ばしてきた!

「コラ!タクヤくん!」

タクヤくんは手を急いで除け、エヘヘという顔で笑っていた。

するとちょうど、若い職員マミさんが来て、

「どうしたんですか?」

と聞いた。

それで、今あったことを教えた。

それを聞いて驚いたマミさん。

「2年生とはいえ、そんなことまでするなんて。まだたかぽんさんだったからよかったものの…」


おや?

ちょいとマミさん、今なんと?

ええ、まあ、ワタシだったからよかったもののね、ババアだったからよかったもののね、

ええ、そうね、ええ、ええ。











Mちゃんには何て言おう

2018年12月15日 | 日記
今、また非常にヒロキにムカついている。

これまでのムカつきの比じゃないくらいのことがあった。

でももうあんなクソのことを語るのは論外ということにしようと思う。

とにかく一刻も早く辞めたい。


もう疲れた。


でも、あそこで出会った子どもたちと会えなくなるのは少し寂しい。

モリムラやアイさんなど、しっかりした職員達も居るから別に私が居なくても心配はしてないが、

やっぱりちょっと寂しい。


その中でも、特に中1のMちゃん。

Mちゃんは昔やってたドラマ、「1リットルの涙」の沢尻エリカが演じていた主人公と同じ病気を抱えている。

でも2年間Mちゃんを見てきたけど、悪化している様子は無く、むしろ良くなっている気さえする。

以前はまったく立てなかったのに、自分でつかまり立ちをできるようにもなった。

リハビリや、普段の努力を重ねているんだろうと思う。

たまにMちゃんは私につかまって立ち上がり、私の身長と比べてくる。

成長期。

二年前は小さかったのに、確かに大きくなったなあと思ってみている。

Mちゃんはよく笑う。どうも私をいじるのが楽しいようだ。笑

そしてMちゃんは私に対してとてもワガママ。

他の職員にはそんなことは無いのに私に対してだけワガママだし怒る。

それでいて私に一番甘えてくるのもMちゃん。


そういえばいつだったか私が車の修理に出して代車で仕事に来た日、

駐車場に私の車が無いから、私が休みだとMちゃんは思ったようだ。

でも玄関の扉を開けたら私が立っていたので、Mちゃんはびっくりして、連れてきたMちゃんのお母さんは、

「あ、たかぽんさん来てたじゃないM!良かったねー!」

と言った。

その瞬間、私は本当に嬉しかった。


Mちゃんと2年間関わらせてもらって、いろいろな思い出ができた。


車イスを押して出かけた公園で、「四つ葉のクローバーを絶対見つけたい」と言うので、長い時間私は這いつくばってなんとか四つ葉のクローバーを見つけてあげたり、

Mちゃんには絶対無茶なのに、Mちゃんは高いアスレチックの塀を上がりたいと言ってきかないので、Mちゃんを抱えて一緒に必死に上ったり、

折り紙で水族館を折りたいと言って一緒に折ったはいいが、上手くできなくて悔し泣きしながら私を何回も蹴ってきたり、

Mちゃんを抱えて二人で歩いてる時、バランスを崩して二人で転倒してしまったり、


…あれ?

ろくな思い出がないじゃん。笑


そんな出来事も、まあ今にしてみれば、笑える懐かしい思い出だ。

きっとそれはMちゃんにとってもだろう。


Mちゃんは普段、週に1度だけウチの施設を利用している。


私はあと何回Mちゃんに会えるだろう。
 

1月いっぱいで辞めることを職員達はみんな知ってるけど、子ども達は誰も知らない。


いつ言おう。

というか、言わなきゃならないのかな。

でも、言わないで居なくなるのもおかしいか。

やっぱりちゃんと言おう。















それはないと思うよマミさん

2018年12月14日 | 日記
おととい、施設に来てる1年生のヤンチャ王子が、私の似顔絵を一生懸命描いてくれた。

障害のため思ったように手を上手く動かせないのに、頑張って描いてくれた。

描いてる途中でのぞき込むと、「だめ!まだ見ないで!」と隠したヤンチャ王子。

「はいはい」と、私はわざと手で目を覆った。

「できたあ!たかぽんさん、できたよー!」

ヤンチャ王子はその絵を私にくれた。

わあ…!

メガネと笑った口、そしてたどたどしく頑張って書いた私の名前…

なんだか、なんだか、見ていて涙が出そうだった。

「ありがとおぉ!!大事にするねー!」

私はヤンチャ王子を抱きしめた。

その後、下の階の仕事があったので、1階に降りた。

下の階はいつも正職員のマミさんが担当している。

「マミさん見てー。○○くんが頑張って描いてくれたの」

と、絵を見せた。

「あ、本当だー」

と、マミさんは笑って見て、送迎の仕事に出て行った。


仕事が終わり、私は家に帰り、息子に絵を見せようとした。

カバンの中を探す。

え?ない!

ヤバい。職場に忘れてきた。

まあ、あの後マミさんが気がついてとっておいてくれてるだろう。

と、思い昨日の休みを挟み、今日出勤した。

そしてマミさんに聞いた。

「マミさん、私この前○○くんからもらった絵を忘れていったんだけどなかった?」

するとマミさん。

「あー、ありましたけど捨てました」


え…

捨てた?

その普通な言い方なに?

たとえば、『あ!必要だったんですか!すみません捨てちゃいました』

とか、

せめてハッとした表情や、しまった!とかいう雰囲気とかの反応はないのかい。

そもそも福祉の仕事をしていながら、障がいを持った子どもの頑張りと気持ちを思いやる「こころ」は無いのか。


本当に、残念な職場だ。






整理整頓

2018年12月13日 | 日記
私も整理整頓は苦手だが、息子のそれはハンパない。

そのせいで今日は焦った。

息子は夏休みに続き、またしても年末も東京に行くらしい。

一緒に行く友人の分も立て替えて、新幹線の切符をこの前買った息子。

夏休みに「夏コミ」というイベントに行ってすっかりハマったようで、

冬にも行われる「冬コミ」に行ってくるらしい。

早くもワクワクしてその日を待っているようだが、今日息子はこう言った。


「あれ?新幹線の切符、どこに置いたんだっけ?」


はぁ?


「どこに置いたんだっけって、自分がどこに置いたのよ?」


私に聞いたって知るはずがないじゃないか!


「うーん、ここの引き出しに入れたつもりだったんだけど、無いんだよねぇ…」


ちょっとさあ、何をやってるんだ息子よ。

友達の分と二人分の切符だし、年末の混んでる時期の切符だし、いろんな意味でなくしちゃ大変じゃないか!

何万円もの切符。

なくしちゃったらたまったもんじゃない。

あちこち探しまわる息子と共に、母も参戦して探した。


ない。ない。ここもない。あっちもない。そっちもない。


息子が入れたと言っていた引き出しをもう一度見た。

イラつくほどゴチャゴチャしている。

どうでもいいモノまでそのまま入っていて引き出しはパンパンだ。

開ける時も閉める時もひっかかってしまう。


ん?ひっかかる?

ははぁ~ん

引き出しそのものを外してみた。


やっぱりね。


切符は引き出しからはみ出てしまい、奥に押し出されていた。


「あったよ」

冷たい口調で息子に言った。

「え、どこにあったの?」

「なんでもかんでも入れとくから切符が奥の方に押し出されていたよ」

「そうなんだ」


まったく。母に「ありがとう」は無いのか息子よ。


とりあえず切符はあって良かったけど、いつぞやの大事な書類の件といい、ほんと片付けしなさいよね。


私もだけど。










身の程知らずのバカ者達め

2018年12月12日 | 日記
今日は雪の一日だった。

朝から雪かき。
 
そして道が悪いので早めに出勤した。

雪道の運転は精神的に疲れる。

職場が遠いので、本当に神経を遣う。

丸1時間かけて職場に到着。

ホッとして事務所に入ると、

チッ…

ヒロキがのんきにタバコを吸っていた。

ホッとした気分も悪くなった。

お互い挨拶をして、特に話すこともなかったので、

「誰か応募来てますかね?」

と聞いてみた。

「いやぁ、まだ無いようです」

2月にはここを辞める私の代わりの人。

募集はかけているらしいが応募してくる人はまだ居ないようだ。

「やっぱりまだ無いんだ…。誰がいい人来てくれるといいんだけど」

するとヒロキ、

「若い女の人が来るといいなあ」

と、ぬかしやがった。

「悪かったね。若くない女で」

とムッとして言うと、「あ…いや…」とハッとしてヒロキは焦っていた。

何が「若い女が来るといい」だ。身をわきまえろ。気持ち悪い。


身分をわきまえろといえば、上沼恵美子にツイッターで暴言を吐いた芸人達。

「ババア」とか「クソが」とか「更年期」とか、

なんとまあ身の程知らずな。

しかも「売れたいのか」とか?

もはや笑ってしまう。

上沼恵美子を知らないとしか思えない。

売れたいのかって、充分売れてるスゴい人って知らないんだ?恥ずかしい奴らだな。

そいつらお笑い芸人というよりお笑い人間だな。


上沼恵美子といえば、言わずと知れた海原千里万里というコンビ漫才師だった。

子どもの頃私は海原千里万里の漫才が大好きで、テレビに出るとカセットテープに録音してまで聴いていた。

ビデオとか無い時代だったとはいえ、海原千里万里の漫才をカセットテープに録音する小学生は全国でも私ぐらいだったかも。笑

あの頃の上沼恵美子の年齢は18、9だったはず。

ネタも喋りもテンポの良さも、天才的だったと思う。


あの天才漫才師に対して、なんて失礼なアホ芸人ども。

そして批判が出てると知ると、言い訳にありがちな「酔った」せいにしてる見苦しさ。

ツイッターで謝罪してもただ単に世間に繕ってるだけ。

本人に謝らなきゃ意味が無い。

ああそうそう、更年期って、どの年代ぐらいがなるものかも知らないくせに軽はずみに使うな。

第一、更年期そのものを悪口に使うって何?

ま、バカだから仕方ないか。