kmitoh 春夏秋冬

水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

kmitoh 悪魔の辞典(3)

2009-09-14 19:17:21 | kmitoh悪魔の辞典
Sarusuberi09091401
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  数年前までサルスベリを知らなかった。
  小説を読んでサルスベリが描写されていれば、想像しながら読んでいた。
  植物の写真を撮り始めてサルスベリを知ったわけだが、
  知らなかったときの方がよかったと思うときがある。
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■流れ星(ながれぼし) : 
    地球の引力に引きつけられ、
    大気中を光を発しながら落下する宇宙塵(うちゅうじん)。
    光が見える間に願い事を唱えれば、その願いが叶(かな)う。
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    【実際に叶った例】
    私事で恐縮だが、ある日、流れ星を見たとき
    「金(かね)」と唱えた。しかし、「ね」と言ったときは星は燃え尽きていた。
    暗い夜道を帰る間、「蚊(か)」に刺されてひどいめにあった。
    それに懲(こ)りて、仮名一文字の願い事を考えたのだが、
    その後、流れ星を見ないでいる。
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■未練がましい(みれんがましい) : 
    60歳を過ぎても、もつれているのではないかと、
    指から伸びる赤い糸の先を再確認している姿。
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■気圧(きあつ) : 
    歳をとるにしたがい、体で感知できるようになる大気の圧力。
    【参考】
    湿度・温度なども同様に感知できるようになる。
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■化粧(けしょう) : 
    内面は外面に反映する。反映されたものを隠すための覆(おお)い。
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■進化論(しんかろん) : 
    サルより人間は優れていると勘違いした学者の論文名。
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■寛容(かんよう) : 
    寛大なこと。
    【例外的使用法】
    「妻に寛容である」と使った場合は「あきらめ」という意味になる。
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■自縛(じばく) : 
    身の回りの資料がパソコンに入り、整理整頓されるという言葉を信じたために
    生じる、身の回りのケーブルの形状。
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■記憶力減退(きおくりょくげんたい) : 
    若いときから、もの忘れが激しかったことを忘れて、
    最近歳のせいで忘れやすくなったと思う状態。
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■口論(こうろん) : 
    夫婦ふたりで旅行をするという無謀な行為の必然的結果。
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■名答(めいとう):
    見事な答え。
    【例】
    1) 以前、消費者雑誌に読者の質問が載っていた。
       「A社の蚊取り線香を使用するとB社のものと違って、喉がイライラします。
       なにか悪い成分でも入っているのではないですか。」
       A社の回答「私どもの蚊取り線香はB社の成分とまったく同じですので、
       そのようなことはないはずです。」
       A社,B社はいまも有名な蚊取り線香メーカーである。
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    2) 以前、ホームページを作ろうと、NXX男鹿支店に行った。
       女性の職員が「うちではやっていませんので、ナマハXネットさんへ行ってください」と
       教えられた。
       しばらくして、NXX男鹿支店は閉鎖された。
       ほんの10数年前の話である。
       知らないことは他にまわす。正しい処置である。
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■花(はな) : 
    人間が美しいと感ずる植物の生殖器官。
    女性は大輪を好み、男性は可憐な小さな花を好む傾向がある。
    【疑問】
    花をたくさん植えて見せれば、環境美化で表彰されたりする。
    一方、同じ生殖器官なのに、自分のものをみんなに見せれば
    逮捕されるのはなぜなのだろう。不思議だ。
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■誤解(ごかい) :
    思い違い。
    【例】
    「kmitoh悪魔の辞典」を見ていただいた方から、
    「奥様をナマハゲなどといってはひどくありませんか」とメールをいただいた。
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    私はすぐに返信しました。
    「××さま、誤解されているようですが、"kmitoh悪魔の辞典"は、
    私の妻のことを書いているのではありません。
    種本はリンク先のブログと、そのリンク先のブログです。
    参考ブログとして、記載すべきだったのでしょうか。
    リンク先ブログ著者のひとりとしてのお考えをお聞かせください。
    私の妻は、天女のような人です。(念のため)」
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    なお、盗作されたとお怒りの方は、その旨、メールをいただければ、
    出典として表記することはやぶさかではありません。
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    プライバシーに配慮して、一部伏せ字にしていますことをご了承ください。
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海底で鳴る鐘・・・続 男鹿半島幻想

2009-09-12 13:03:58 | 男鹿半島幻想
Oibanakane09091201
 
 
 湊(みなと)合戦で、脇本城が落城を避けられなくなったとき、
城主脇本五郎は、金の茶釜を城内の井戸に埋め、
大きな鐘は生鼻崎(おいばなさき)の断崖から海に投げ落とした。
 
 時は流れて、明治時代。
 潜水名人がこの鐘を探そうと「生鼻の淵(おいばなのふち)」と
よばれる深場に潜(もぐ)り始めると、海底から鐘の音が響いてきた。
 さらに潜ろうとしたが、潮の流れが激しく鐘の音に近づくことはできなかった。
 
 その後、別の名人が、透明度が高いときに鐘の音の方向に潜ろうとしたが、
そこには、大きな魚が住んでいて近づけなかったという。
 
 「金の茶釜」は、埋蔵金伝説のひとつとして全国的に有名である。
 
 参考:男鹿の昔話 男鹿市教育委員会
 

 絵は、私こと、雨降り画伯の水彩練習後、第1作目。
 タバコを吸うのも忘れて、描いている自分に気がついた。
 
 


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メダイチドリの幼鳥?、クロツラヘラサギ

2009-09-11 16:22:19 | 男鹿の鳥
Tidori09091101

 メダイチドリの幼鳥? 船越海岸
 動きがはやくて、写すのが大変だった。
 
 
Kurotura090901101

 クロツラヘラサギ 船越水道

 餌を採っていた。
 嘴(くちばし)はかなり敏感な感覚器官なのだろう。
 
 


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ヤブタバコ

2009-09-11 16:17:00 | 植物
Yabutabako09091101
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Yabutabako09091102
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 ヤブタバコのある山に、Tさんに連れて行ってもらった。
 暗くて、ストロボ撮影したので味気ない写真になった。
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 ヤブタバコは「大藪苑」さんから教えていただきました。
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kmitoh 悪魔の辞典(2)

2009-09-01 19:51:36 | kmitoh悪魔の辞典
Kumo09090101
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 雲の描き方を練習した。
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 自然には線はなく、グラデーションが本質的なものなのだが、
人間は線で区切ることによって、始めて認識できるのだ。
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 絵だけ見てくれる人は、ほとんどいないので、kmitoh 悪魔の辞典の文章をつけ加えた。
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■病気(びょうき):
    体のある器官が存在するのを感じたとき。
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■信じられな~い(しんじられな~い):
    若者ばかりでなく、高齢者も使用する言葉。
    例→「信じられな~い、私もいつか死ぬなんて」
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■羞恥心(しゅうちしん):
    自分が書いた過去のブログを見るとき起きる心の状態。
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■真実(しんじつ):
    けっして口に出してはならないこと。
    例→「紅葉(もみじ)マーク」を「枯れ葉マーク」とか「落ち葉マーク」などと
    よぶほうが、もうすぐ土に帰るのだから真実と思っても、けっして口に出してはならない。
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■試験(しけん):
    テレビ・小説・漫画を無性に読みたくなるときの後に来るもの。
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■倦怠期(けんたいき):
    「子ども作るわけでもないのに何でこんなことしているだろう」と、
              生物学者になったとき。
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■自傷(じしょう):
    この悪魔の辞典を書いていること。
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■悟り(さとり):
    伴侶が、ほんとうは自分に最もふさわしい人だったと気づく、臨終のとき。
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■復唱(ふくしょう):
    内容をくり返して唱えること。
    A氏実話例→疲れて帰ってきた夫に、妻が今日聞いたうわさ話を次から次にする。
    「うん、うん」と生返事をしている夫をみて、
    妻は「聞いていなかったのでしょう。聞いていたなら復唱してみて!」
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■秘密(ひみつ):
    第三者が知らないこと。なんとなく誰かに罪悪感をじるもの。
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■先生(せんせい):
    1)自分の中のものを取捨選択して話す学校に勤務する人。
    2)自分の中のものを取捨選択せず話す永田町に勤務する人。
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■ほんとうのこと:
    嘘みたいなこと
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■若眼(じゃくがん):
    近くのもののよいところだけ鮮明に見えワクワクする。類語 恋は盲目
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■老眼(ろうがん) :
    近くのものの悪いところだけ克明に見えイライラする。類語 熟年離婚。
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■行動心理学(こうどうしんりがく):
    行動を対象とする心理学。
    例→夫の行動は愛なのか、あるいは恐れ怯(おび)えに
    起因するものかを判断したりする。
    リンク先の女性の方は、行動心理学を学んでいないせいか、
    すべて、夫の自分に対する愛と思いこんでいるようだ。
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■毛(け)補遺:
    先の「kmitoh悪魔の辞典」で毛は原始的な部位に生じるものだと記載したが、
    鬚(ひげ)について抜け落ちていた。
    男性が一言発すれば、女性が十言返してくる。
    このことからも、男性の言語能力がいまだ原始的状態で口のまわりに
    毛が残っている理由は明白だろう。
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■一瞬(いっしゅん):
    振り返ってみた自分の人生。
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■菅江真澄(すがえますみ):
    よそから秋田に来た、民俗学旅行者。
    その土地で生まれた育った人には見えないものが、よそ者にははっきりと見える。
    著者私感→リンク先の方から、私は「男鹿人」とニックネームを付けらたが、
    私はよそ者で、死ぬまで「男鹿人」になることはないだろう。
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■老化(ろうか):
    固有名詞が口から出てこなくり、あのひと、かれ、彼女、あれだよ、あそこなど
    代名詞を多用して会話をするようになったとき。
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■予定しているkmitoh臨終の言葉(りんじゅうのことば):
    妻と子どもたちに、「みんなに会えて良かったよ」。
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