kmitoh 春夏秋冬

水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

変態

2010-12-24 19:09:51 | 霞んだ光景
 題名「変態」をみて、ドキッとした方もいるかもしれないが、
真面目な私のページであるから、当然、
「孵化した後、成体になるまでに、時期により異なる形態をとること」
という意味である。
 
 
Fujitubo10122401
 
 
 フジツボの幼生。(種不明)
 フジツボはエビやカニの仲間で、幼生は泳ぎまわっている。
 
 
Fujitubo10122402
 
 
 やがて、岩などに固着して生活する。
写真のクロフジツボは潮間帯の岩に固着している。
 潮が引き体が水から出ているときは蓋をして、
乾燥を防いでいるが、潮が満ちてきて
水の中に沈むと、蔓脚(まんきゃく)で
プランクトンをこし集めて食べる。
 
 
 変態をする生物は多い。
 変態するとまったく異なった形態になり、
生態も大きく変わる。
 
 トンボの幼生は水中生活をし、種類によっては
魚なども獲って食べる。
 そして、羽化すれば空中を飛び回り、餌も
陸上の昆虫に変わる。
 
 この変化を滞りなく受け入れることができるのは、
脳(脳神経節)に入っているプログラムが
少なくとも2つあり、切り替えて使用しているのだろう。
 
 人間も変態できれば、いいなと考えていたら、
頭の中から声が聞こえた。
 「愚かだった今までの人生を、ただ忘れたいにすぎないのだろう。」
 
 知らない声だった。
 私の中にも少なくとも2つのプログラムが準備されているようだ。
 
 


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ハタハタ漁(船川)

2010-12-06 15:13:30 | 男鹿半島幻想
Hatahata10120601


Hatahata10120602


 男鹿半島北側の北浦などでは、かなりの量が獲れている。
 しかし、船川はまだほとんど漁獲がない。
 
 半島北側の海は、季節風の影響をもろに受けるので、
大きな船を共同で使用しているが、北側ほど風の影響を受けない船川は
写真のような伝馬船である。
  
 午後も撮影に行ったが、網が流れでおかしくなっていないかを見回りに来た人が、
ここはおもに網をあげるのは朝だけだと教えてくれたので、帰ってきた。
 そのひとは80歳を超しているけれど、漁に参加しているのだ。
 
 


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水 : 光芒こうぼう(天使の階段)

2010-12-03 17:15:25 | 
Mizu10120301
 
 
 微少な水滴が光を散乱し、光の通り道が現れる。
 水は透明なのに、光の姿を見させてくれるのだから
おもしろい。
 
 遠景は帆掛島。
 
 


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