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憑(つ)いていたものが離れていったようで、スランプである。
汎用的でない内容になってしまった。
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●努力
目標実現のため、心身を労してつとめること。(広辞苑)
【考察】
子どもに、「努力しろ」と繰り返しいう親が多い。
しかし、五木寛之の本には「努力する力も持って生まれたもの」と書かれていた。
そのとおりである。
遺伝子に入っていなかったものは、引き継ぎようがないのだ。
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●草むしり(くさむしり)
無意識のうちに、小さな生命を殺していく作業。
男はその残虐な行為を嫌がることが多い。
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●僅差(きんさ)
ほんのわずかな差。
【例】
人情と御節介(おせっかい)。
私と渡哲也の容姿。
私とアインシュタインの頭脳。
妻とET。(両者とも私との意思の疎通を欠く。)
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●死後の世界(しごのせかい)
患者「先生、私が死んだあとどうなるのか不安です。」
医者「大丈夫ですよ、心配しなくとも。
ご主人がなくなったあと、残された奥さんはみんな元気になりますから。」
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●詐称(さしょう)
(氏名・職業・年齢などを)いつわって称すること。(広辞苑)
【例】
50歳を遥か昔に通過したのに、
「わたし50肩でまだ後ろに手をやれないの」と
声高らかに、50を強調して繰り返すこと。
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●憑く(つく)
「もののけ」などがのりうつる。
【不安】
私に憑いていた悪魔が出ていき、天使がのりうつってきたのを確認した。
あの悪魔は誰に憑いたのだろう。まさか・・・・。
【格言】
You may ding the devil into a wife, but you'll never ding him out of her.
(悪魔を女房の体の中にたたき込むことはできても、
女房の中から悪魔をたたき出すことはどうしたってできない。)
つまり、まともに口論などして、憑依(ひょうい)状態にさせれば、
男に勝ち目はないという格言だろう。
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●バージョンアップ(version up)
既存のものを改訂・改良すること。(広辞苑)
【考察】
ソフトの場合、バージョンアップしたからといって
便利で使いやすくなるわけではない。
よけいな機能が増えて、使いづらくなり、
頭の中もバージョンアップすることを強制するものなのである。
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●探究心(たんきゅうしん)
物事の真の姿をさぐって見きわめたいという気持ち。
【例】
ある少年は探究心が強く、人形を見ると
スカートの下がどうなっているのか
真の姿を知りたくて、めくってみるのが常だった。
70歳近くなったいまも、彼の探究心は衰えていないようだ。
ある男とは、特定の個人ではないのは、いうまでもありません。
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●今昔の感(こんじゃくのかん)】
転(ころ)んだり、鏡を見たときに起きる感慨。
ただ、もの忘れしたときに起きる感慨は、
「若いときは物覚えがよかった」と錯覚しているだけである。
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●スランプ(slump)
自分はもっと能力があるはずだと自惚(うぬぼ)れている状態。
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