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■悲恋(ひれん)
かなしい恋。悲劇に終わる恋。
【解説】
結婚後、なんでこんな相手にこがれたのだろうと悲しく後悔する「恋」のこと。
結婚できずに終わった恋が「悲恋」と誤用されることが多い。
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■犬の遠吠え(いぬのとおぼえ)
臆病(おくびよう)者がかげで強がりを言うたとえ。
【例】
ブログで配偶者の悪口をぼやくこと。
ぼやかない人は、配偶者を専制支配をしている。
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■隔世の感(かくせいのかん)
時代がすっかり移り変わってしまったと実感すること。
【考察】
変わってしまったのは、世の中ではなく、
じつは、歳をとった自分だという第三者的視線が抜け落ちている言葉。
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■形骸化(けいがいか)
内容のない形だけのものになること。
【例】
ちかごろの私の頭。
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■鴨川の水・双六の目・山法師(かもがわのみず・すごろくのめ・やまほうし)
自分の思いどおりにならないもの。
【考察】
頭・顔・目・耳・口・鼻・胃・腸・腎臓・手
・肩・足・膝・パソコン・ネコ・子・宝くじ・配偶者・・・・・。
考察を進めたら、自分の思いどおりになるものがないことに気がついた。
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■材質(ざいしつ)
物ができるもとになる材料の性質。
【例】
天使の全身は「光」より成り立っている。
光を材質とする天使たちは、光の色を微妙に変化させて語り合う。
悪魔の全身は「闇」より成り立っている。
悪魔間では、闇の度合いを微妙に変化させて語り合う。
(出典:「悪魔の話」池内紀 講談社学術文庫)
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【私事】
私の材質は、天使に近づいてきているようだ。
ある部分はすでに光り輝いているし、
影が薄くなったといわれることが多くなり、喜んでいる。
光で成り立っていれば、とうぜん影はできないのだ。
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材質のアルコール濃度割合が大きくなったために、
表面反射と透明度が増しただけだという意見は聴くに値しない。
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■錬金術師(れんきんじゅつし)
鉄・銅などから貴金属をつくり出そうとした化学技術をもっていると自称した人。
お金をふやす技術をもつひと。
【例】
政治家。
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■媚薬(びやく)
ほれ薬。
サンショウウオの黒焼き・ダイヤモンドなど。
【注意】
意中の人に飲ますことばかりに気をとられていると、
別のひとから飲まされていて後悔することがある。
効用期間は3年または7年で、覚醒すると副作用が起きる。
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■座右の銘(ざゆうのめい)
自分に不可能なことを、確認のため書いておくこと。
【私事例】
禁酒・禁煙
「禁色」が抜け落ちているわけではなく、可能と判断しているからである。
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■弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)
弱いものが強いもののえじきとなること。
【考察】
鳥海山の山頂は山形県にとられ、十和田湖の6割と久六島を青森県にもっていかれ、
八幡平(はちまんたい)とひけば岩手県の住所が表示されるのも、
秋田県が弱者だからである。
いまのところ、富士山頂はどの県にも属していないらしいが、
遠州泥棒で有名な強者浜松市の飛び地になってしまう可能性も否定できない。
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この辞典を理解するためには地理の知識も必須である。
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