
かなり風が強い日で、外での撮影は無理なため、レンズやリング、幻灯機などの過去の機材を組み合わせて撮影装置を作成した。照明装置はもう少し改良しなければならないようである。
また、フリーのRAW現像ソフトの使用テストもかねて、ヒメカンスゲの花粉を撮影した。うまく使いこなせるようになったらソフトも紹介するつもりでいる。
顕微鏡撮影とマクロレンズ撮影の間、1mmから1cmの大きさのものを撮影するのがもっともむずかしいと、私は思っている。その大きさを撮影する装置を作成していたのである。
花粉辞典を図書館から借りてきたが、そこにはスギばかりでなく、さまざまな植物の花粉が花粉症を起こすと書かれていた。花粉の写真を見てもおもしろくないかもしれないが、装置を作り撮る練習をしていないと、すばらしい被写体が現れたとき写すことができないのである。