kmitoh 春夏秋冬

水生生物雑記帳・男鹿半島幻想・接写と拡大写真

ゼニゴケ

2010-05-13 15:43:53 | 植物
Zenigokemesu10051303
 
 配偶体(雌株)
 
 
Zenigokemesu10051301
 
 配偶体(雌株) 傘の下に造卵器がある。
 
 
Zenigokeosu10051301
 
 配偶体(雄株) 傘の上に造精器がある。
 
 
Zenigokehaijyo10051301
 
 葉っぱのような葉状体の上に杯状体がある。
 
 
Zenigokezu10051301

 わかりやすく描いたので簡単に理解できるはずである。(^^;)
 
 子孫を残すために、2つの方法をとっている。

 1)
 配偶体雄株で作られた精子が「泳いで」、配偶体雌株にある卵を受精させる。
 受精した卵は胞子となって、雄株あるいは雌株の配偶体に生長する。
 
 2)
 葉状体の上にある杯状体から、受精しなくとも配偶体を作れる無性芽を放出する。
 このとき、雌株からの無性芽は雌株に、雄株からのは雄株の配偶体になる。
 
 イチョウの精子は風で雌株まで飛ばされて受精する。
 しかし、「泳いで」たどり着くと書かれているけれどほんとうだろうか。
 雨で造精器から流れ落ちた精子が、雌株の体を泳ぎ登って
卵までたどり着くのは、小さな精子にすれば富士山に登るようなものだろう。
 雨が降っても雌株が頭を下げているようすもない。
 雨の跳ね返りにのつてたどり着くともいわれているが、
どうなのだろうか。 
  
 あまりいっぺんに勉強すると、頭がオーバーヒートして、
壊れてしまうから、精子が泳いで登るところを観察するのは
後日にする。
 
 人間も未来は、遺伝子操作で、このような性になるのかもしれない。
 
 
 図は、フリーソフト Inkscape を使用。
 
 


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水:家庭用水

2010-05-11 13:51:39 | 
Furo10051101
 
 
 まだ若かったころ。
 
 共同井戸から汲んできた水を台所に置いた瓶(かめ)に
入れ、飲料や食器洗い用としていた。洗濯は井戸端でした。
 
 やがて、町内のあちこちに共同水道蛇口ができた。
 配られた鍵金具を持っていって蛇口バルブを開く。
 井戸と比較して便利になったのは、ハンドルを手押ししなくとも、
蛇口バルブをひねれば水が出てくるところである。
 
 このころは、風呂のない家が多く、銭湯に行くのが普通だった。
 
 やがて、我が家にも風呂が設置された。とはいっても、屋外である。
 水道がないのだから、水は共同水道から50mの距離を天秤で運んできた。
絵では足もとを描いていないが、下駄を履いていた。
燃料は木の切れっ端を割ったものである。
 
 この二つの作業を続けたので、猫背になったが、足腰が強くはなった。
 天秤で水運びをしたというリンク先の女性の方も、
きっと足腰が丈夫に違いない。

 子どもの頃を思い返すと、別世界で生きていたような気がする。
 
 
 フリーソフト trueSpace使用。
 
 



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