12月14日、建仁寺潮音庭で名残りの紅葉🍁を愛でた後、塔頭西来院(せいらいいん)に来ました。
通院非公開の寺院ですが毎年のこの時期に京都大学書道部の発表展示会場になっています。(過去に二度来ています。)
日頃の鍛錬の成果が展示されています。字にコンプレックのある僕には羨ましい限りです。
僭越ながら記帳し、アンケートも書かせて頂きました。記入中も温かいお茶とお菓子を出して頂き、学生さんの配慮を感じます。
西来院は建仁寺境内の北東に位置する塔頭寺院で建仁寺第11世住持を務めた"蘭渓道隆の寺"として知られています。
蘭渓道隆は中国南宋から渡来した禅僧で、これまで兼宗禅であった建仁寺を臨済禅道場に改めています。
今までの住持が他の仏教勢力に遠慮して兼学としていたのを一気に改められたのは時の鎌倉幕府執権北条時頼の庇護と渡来僧であったのが大きいと思います。(私見ですが、、)
本堂の南に広がる枯山水庭園は苔、松、楓の植栽に加え、軒下にツツジの刈込みがあり秋には美しい紅葉🍁が見れます。
また、参道の庭園も一見の価値があります。
今回は、禅居庵の書院も会場になっており、京都大学書道部さん パワーアップされています。
こちらの庭園も正面から見るのは初めてです。
禅宗寺院の庭園らしい趣きのある庭園です。