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5月13日の夜はJR東海「そうだ 京都、行こう。」のイベント「宸殿復興記念 夜の曼殊院で秘佛・黄不動像の貸切鑑賞」に参加しました。
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曼殊院門跡は京都五箇門跡寺院のひとつで桂離宮を造営された八条宮智仁親王の子女・良尚法親王により現在地に移されました。
兄は八条宮家二代目智忠親王で桂離宮の造営を引き継がれ、ご本人は曼殊院を、妹君梅宮本内親王は「西本願寺黒書院」を造営された良怒僧正に嫁がれています。
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ご兄弟の美意識の凄さを今回、ご案内して頂いた曼殊院執事長の松景崇誓さんは強調されていました。
宸殿は門跡寺院の中心をなす建物で、歴代天皇や皇室関係者のご位牌をお祀りする重要な建物です。
約150年前に明治政府により野戦病院として供出され、それ以降、宸殿の復興再建が歴代門主の願いでした。
そんなある日、京都府立医科大学病院を定年退職された元看護師長さんが訪ねて来られ、退職金の一部100万円を寄付されたそうです。
この出来事を契機に松景執事長さまが中心となり全国を勧進し、再建の資金を調達されました。
この日が一般公開の初日で、木のいい香りが宸殿を包み込んでいました。
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もうひとつの目玉企画が国宝秘佛・黄不動像の公開です。
普段は京都国立博物館に寄託されていますが、宸殿の復興再建に合わせ"里帰り"されています。
平安時代後期絵画の傑作と言われ、そのお体の黄色いところから「黄不動」と呼ばれ、青蓮院門跡の「青不動」、高野山明王院の「赤不動」とともに"日本三不動"のひとつとして知られています
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左隣りには愛知県立芸術大学にやって模写された「黄不動像」が並べられ、その遜色の無い出来栄えは素晴らしいです。
今回が最後の"里帰り"になるそうです。
宸殿南庭は白川砂に貴船石を配置した「盲亀浮木」の庭で今回の宸殿復興再建に合わせて作庭されました。
曼殊院の魅力は一回では伝え切れないので後は続編に書きたいと思うます。
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