京都つれづれなるままに

京都好きの旅日記。お寺、神社、グルメからスイーツまで!思いつくままに。

光清寺 重森三玲作庭の枯山水庭園

2023年06月07日 13時21分00秒 | 日記
 4月21日は、JR東海「そうだ 京都、行こう。」のイベント「砂紋を復元!光清寺 重森三玲のお庭鑑賞」に参加しました。





光清寺は千本出水にある臨済宗建仁寺派の寺院で、江戸時代寛文9年(1669)のお寺です。

かっては明治政府の元勲・岩倉具視の菩提寺でしたが、現在は西賀茂にある霊源寺へと移転しています。








庫裡の前には重森三玲が作庭した「心月庭」があります。

昭和49年(1974)に金閣寺垣に囲まれたせまいお庭ですが、重森三玲が得意とする青石(緑色片岩)の立石が仁王像のように外部の侵入者を阻止しているように感じます。
「心月」とは心の真実を月に例えた表現です。







「出水の七不思議」のひとつの絵馬で、江戸時のある夜に絵馬から抜け出した猫が女性の姿に踊り始め噂になったそうです。

当時のご住職が法力で猫を絵馬に閉じ込められました。
不自由さに耐えかねた猫は悔悛し法を解いてくれるように懇願しました。

それから地は猫は悪さをしなくなったそうです。









「心和庭」です。

これぞ重森三玲の庭、、、青石立てた白川砂と苔だけで構成された重森三玲の枯山水庭園です。

昭和42年(1967)、当時のご住職の依頼で作庭されました。



山号の心和山にちなみ「心」の字を四島で構成し、石と砂で大海を表した枯山水庭園です。

上から見るとよくわかります。

どの角度から見ても色々な組み合わせで七五三になるように石が配置されています。

この日のメインは重森三玲さんのお孫さんで重森庭園設計研究所代表の重森千靑(ちさお)さんによりる砂紋引きの実演です。





 


重森三玲作庭当時の砂紋をパソコン画面を確認しながら砂紋をひかれか、約20分と言う短時間で引き終えられました。












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