水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

「愛菜花」による発芽・育苗

2010年03月23日 | 室内水耕栽培
◆はじめに◆
夏場は何も感じなかったのですが秋から冬にかけてスポンジ培地に種をまいてもなかなか発芽しないことが多くなりいろいろと試してみましたがうまくいかず最終的には発芽器「愛菜花」を購入しました。さてその威力ですが、

まず「愛菜花」購入までのいきさつですが
11月18日 ここ数日の寒さは12月下旬並みということでその寒さのせいか播種した種の発芽状態がよくありません。インキュベーターとまではいかないので木箱に白熱電球を取り付けた温箱を作り発芽を促してみます。


11月25日 相変わらず発芽状態がよくないので先日作った発芽箱のアルミ弁当箱の上にアルミホイルを置いて保温効果を高め発芽を促進させたいと思いましたがうまくいきません。


今度は発芽ヒーターは上から暖めていましたので逆にして下から暖めて発芽を促すように改良しましたがやはり結果的には駄目でした。


ということで「愛菜花」の購入になります。

◆愛菜花の活用◆
12月17日 そこでタキイシードの通販で「愛菜花」を購入しました。原理は全く同じで下から暖めて発芽を促進する装置ですがやや蒸すような構造で蒸気で室内を暖め、しかも覆いで蒸発しないのでまた水滴となって育苗床に落ちてくるのはみそですね。試験的にミズナと大阪しろ菜の種を播く。
発芽をするまでは換気扇を閉めた状態で良いとのこと。芽が出てきたら種類によって日射量・温度を調節してくださいとマニュアルには書かれている。好光性種子であるか嫌光性種子であるかは問わぬようです。いずれにしても蒸れて曇っていますから光が中には入りにくいですね。


12月21日 発芽器「愛菜花」の威力はすごい。先日乱雑に種を蒔いておいたら完全に100%発芽といえるぐらいの状態で発芽しています。さすがに「餅屋は餅屋」という感じ。発芽したミズナは定植しその後にスポンジ培地にレタスの種をまき同じように発芽するか試してみます。
 

12月25日 スポンジ培地にまいたレタスもほぼすべて発芽してきています。これなら安心して使えそうです。
 

12月26日 レタスを定植したのでその後に春菊を播種しました。


1月4日 12月31日に播いたレタスが発芽してきています。もう少し成長してから定植したいと思います。


1月18日 春菊とレタスを播種。
2月2日 春菊とレタスをプランターに移植するがやはり108株の内、移植できたのは70株で発芽率としては70%弱ということでこれもなかなか難しい。その後に玉レタスのシスコと春菊を各54株分播種する。


2月8日 本日の状態です。レタスはほぼ100%発芽していますが春菊の発芽率はかなり悪い。種の品質によるのかもしれない。
 

2月11日 春菊、レタスは育苗床に移植した後、サラダ菜と二十日大根を播種する。
 


2月16日 春菊(2/4播種)を移植したパネルに2月11日に種蒔きしたサラダ菜を移植する。はつか大根も育苗棚に移植したあと「黄からし菜」と「みつば」を播種する。
 

2月21日 「黄からし菜」は発芽していますが5日経っても「みつば」はまったく発芽していません。「みつば」は発芽しにくい種のようです。
 

2月23日 「黄からし菜」を育苗棚に移すが発芽率は悪く54分の36株だったので再度播種する。発芽率の悪さはスポンジが乾燥してしまうことが原因か。

2月28日 黄からし菜を育苗棚に移植しその後に小松菜を播種する。「みつば」はまだ発芽していない。

3月3日 愛菜花の小松菜を育苗棚に移しその後に「大阪しろ菜」を播種する。
 
3月8日 大阪しろ菜を育苗棚に移す。

3月11日 サニーレタスを 3月13日にはチリメンチシャを播種する。

3月15日 サニーレタスとチリメンチシャを育苗棚に移す。

3月16日 パセリとサラダ菜を播種する。

3月22日 サラダ菜を移植した後にレタスを播種する。パセリはまだ発芽していない。