水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

にんじん・ごぼうの水耕栽培

2010年10月05日 | 屋外水耕栽培
■根菜類水耕栽培についての参考資料
9月7日 インターネットで根菜類の水耕栽培に関するデーターを収集するとかなり参考になるデーターが見つかりました。
●「根菜類の養液栽培技術の開発研究」(三重大学生物資源学部付属農場研究報告)では簡単にポリバケツを使って養液栽培をされていますのでこの方法でもいけるのならあまり悩む必要はなさそうです。
●「水耕ニンジンの根の肥大に及ぼす通気および培養液水位の影響」(京都府立大学大学院生命環境科学研究科)でもニンジンをコンテナで育てています。
●「津田かぶの水耕栽培法」(島根大学)では根の先端部分を培養液に浸しつつ、根の先端部分以外は培養液に浸さずに栽培することで特許をとっておられます。
しっかりと空気を送り込みながら根の部分のみを培養液に浸してそれ以外は浸さず育てることのようですので是非参考にさせていただきたいと思います。

■大根・ニンジンを播種
9月7日 大根は「三太郎」を、ニンジンは「向陽二号」を播種する。発芽すればあまり深く考えずに育苗後に保冷箱かトロ舟に定植して育てて見たいと思います。

■ごぼうの水耕栽培
9月8日 インターネットで調べているとごぼうの水耕栽培技術について農業・食品産業技術研究機構が特許を取得しているのを発見。溶液面を上下動させることでごぼうが水耕栽培できるとのこと。表示された装置を参考に60㍑のゴミ箱2つを使って次のような装置を自作しましたので自分なりにトライしてみようと思います。インターバル等が分かりませんが育てながら判断したいと思います。
  

●ごぼうを播種
9月15日 注文していたごぼうの種が着たのでごぼうとミニにんじんの種を播く。

●ニンジンはなかなか発芽しない
9月24日 播種後2週間以上経ちますがニンジン「向陽二号」はわずか4本発芽しているのみです。15日に播いたミニニンジンは20本近くが発芽していますが。ニンジンの発芽には水分が必要と記載されていますがどんぶりつかりすぎているとかえって発芽しにくいのでしょうか。
 


●ごぼう・ニンジンは育苗中
ごぼう・ニンジンは目下育苗中ですがニンジンがどうもあまり大きくなってくれない。発芽率は悪いし成長も良くないのが気になります。


●ニンジン・ごぼうはまだまだです
10月15日 本日のニンジンとごぼうの様子です。まだ育苗中という所で成長に勢いがありません。
 

●ニンジンの様子
10月26日 トロ舟に定植しているニンジンがようやく大きくなり始めました。少し詰まりすぎているので様子を見て移植します。


●人参はまだまだです
11月4日 にんじんは葉が茂ってきましたがまだにんじんはできていません。
 

●ごぼうを移植
11月5日 ごぼうの根もかなり伸びてきたので専用のゴミ箱プランターに移植しました。15cm位に伸びるまでは通常の栽培方法で育てそれから以後は養液の管理をしながら特許に載っていた方法を参考にさせてもらって育ててみたいと思います。


●ごぼうのその後
11月16日 ごぼうの葉は少し大きくなってきていますがごぼうの方はまだまだという感じです。
 

12月1日 前回から2週間ほど経ちごぼうはかなり大きく伸びてきていますがまだひょろひょろです。そろそろ水中ポンプを動かし水を循環させて育ててみようと思います。
 

●人参栽培に手抜き
11月30日 ニンジンは葉も根もよく茂ってきていますがまだニンジンはあまり大きくなっていません。また完全に間引きができていなかったので2株が一緒になっていたり、人参が生長しているが栽培マルチの穴が小さくて成長できないものがあったりで面倒見が悪かったことによる弊害が出ています。今回はどうも小生の不注意と手抜きで順調には育ちにくそうです。
 




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