水耕栽培による家庭菜園日誌

屋上での水耕栽培・人工光源を使った室内水耕栽培および屋外での有機水耕栽培に取り組んでいます。

屋上菜園13 (H22.12.15~H23.2.7)

2011年03月25日 | 屋外水耕栽培
●大阪で初氷 いよいよ今年も終りか
12月17日 本日は大阪で初氷。屋上に上がってみると保管中の保冷箱の蓋が飛んで中の水が確かに凍っていました。こんなに冷えてくるともはや屋上での栽培は難しくなってきます。今栽培中のものも収穫できるかどうか分かりません。


●大阪しろ菜収穫完了
12月18日 残っていた大阪しろ菜を収穫しました。今年の屋上でのしろ菜はこれで終わりました。また寒さで成長していない「小松菜」は撤去しました。これを室内に移すと昨年のように虫が再び室内の栽培床に発生するかもしれないので思い切った廃棄処分です。

●年末の屋上菜園
12月27日 屋上に残っているのは白菜・大根・ミズナ・レタス・金町小かぶ・人参・ごぼうとキヌサヤエンドウです。この内ミズナ・レタス・金町小かぶは何時でも収穫できる収穫待ちの状態ですが大根・人参・ごぼうは寒さで成長が止まった状態になっています。白菜は収穫できるものとまだ成長中のものとが混ざっていますがいずれにしろ収穫は可能なようです。一昨日から寒波が襲来し年末にかけて毎日が寒く最高気温も7,8度が予想されていますので水温から判断してももはや成長を望むような状態ではありません。
 

収穫可能なレタスとミズナ。


栽培中の金町小かぶと本日収穫した小かぶ。
 

栽培中のキヌサヤエンドウも寒さで成長が止まっている感じです。


寒さで成長が止まった状態の大根とごぼう。
 

何時でも収穫できる白菜6株と結球仕掛けている栽培中の白菜「きらぼし65」
 

葉と根はしっかり育っているが肝心のものが小さい人参。播種時期が遅れたことが原因か。人参栽培は来年の課題です。
 

●今年の成果と来年の課題
今年1年を振り返って成果ならびに反省点あるいは来年の課題は
●夏物野菜では新規に栽培したオクラ・モロヘイヤ・枝豆・ミニかぼちゃなどほとんどがうまく育てることが出来ましたが四角豆は葉はよく茂りましたがあまり実らず失敗といえます。
●サツマイモについてはプランターの設置等の問題もあり大きく実らなかったものもありましたし中が腐った芋もありましたので細かな点で改善すべき所があります。
●またゴーヤが昨年と異なり大きな実を実らせえなかったことは猛暑の性もありますが
育て方にも問題があったと思われます。来年は完全に水耕栽培で育てる予定です。
●来年は西瓜も少し育ててみようと思います。

尚8月末に栽培結果に対する自己評価を記入していますがその内容を要約すると
●なすび・きゅうり・ミニトマト・トマト・オクラ・モロヘイヤは十分市販できる品質サイズで合格。
●しし唐・ピーマンはサイズが小さく不合格。
●レタス・チシャはサイズは問題ないが屋上なのにやや徒長気味。
●ミニかぼちゃについては受粉のさせ方に研究の余地あり。
●四角豆は実り量が少ない
●枝豆は1回きりの収穫なので栽培効率が悪い。
●青ジソは香りは合格点であるが色合いが少し薄い。
●さつまいもは少し小さいのが多かったのと種類に偏りがあった。
と総括しています。

つぎに秋冬野菜ですが
●大根・かぶらの根菜類の水耕栽培に成功したことは今年の成果です。勿論大根については形状不良がありましたのでこの点は来年の課題として残っておりますが。
●つぎに白菜の水耕栽培に完全に成功したことも大きな成果です。昨年も白菜が出来ましたがうまく結球しなかったり虫に食われたりして満足するものではありませんでしたが今年は3kg超の立派な大型白菜がかなり収穫できました。
●人参・ごぼうの水耕栽培については来年の課題として残しておきます。
●葉菜類のミズナ・春菊・小松菜・しろ菜等についてはなんら問題はありません。
●キヌサヤエンドウは播種時期が遅れたために実ってくれるかどうか疑問。
といった所が現状での評価です。

●かぶらと人参を使った料理
12月29日 先日収穫した金町小かぶや出来損ないの人参を使ってもらって料理をしてもらいました。かぶらとシーチキンのオリーブオイル炒めとかぶらとかしわ・人参を入れたクリームシチューです。
 

●残り物の収穫
12月30日 寒さでこれ以上の成長が望めないので残っている大根および金町小かぶおよびミズナを若干収穫する。本年度の大根とかぶらの栽培はこれにて終了しました。



●残り物の大根を収穫
1月14日 残っている大根を収穫する。寒さでほとんど大きくなっていない。栽培中の白菜「きらぼし65」を4個収穫。まずまずの出来です。
 
 

●キヌサヤエンドウも寒さでダウンか
1月15日 屋上のキヌサヤも播種時期が遅れたためか昨年と異なり大きくなっていない。寒気の襲来で今年は絶望かも。
 

●寒気襲来で凍てつく屋上
1月16日 昨夜からの寒気の襲来で大阪も最低気温-2度、最高気温3度という本年一番の冷え込みです。屋上のレタスは根元が凍りついているし、ミズナはしおれて冷凍野菜状態です。
 

白菜を栽培しているトロ舟の養液循環用プランターは凍り付いて水中ポンプが空回りをしていました。わずかに残っている大根も根元から凍りついていました。この寒さではもやは水耕栽培を行う環境ではありません。
 

白菜は霜が降りると甘さが増すといわれていますが根が凍りついたりすると凍死してしまいますので楽観はできません。本日の状態では大丈夫のようですが早々と収穫して新聞紙等につつんで保管しておく方がいいかも。
 

ごぼうも葉がしおれています。屋上の野菜はいずれも収穫できるものは収穫して、そうでないものは廃棄処分するのが妥当か。
 

●白菜も半分収穫
1月17日 本日は16回目の阪神淡路大震災追悼日にあたります。大きな揺れにびっくりして家を飛び出し、恐る恐る近所を見回した記憶がよみがえります。幸い大阪の中心部は大きな被害も無く我が家では窓ガラスがひび割れしたり、壁紙にひびが走ったりで会社も倉庫の屋上に亀裂が入った程度ですみました。震災で亡くなられた方々に心よりお悔やみ申し上げたいと思います。また今日尚ケガなどの後遺症で苦しんでおられる方が多数おられることを忘れてはならないと思います。
今朝も昨日同様によく冷えており水槽には厚い氷がはっておりました。白菜も根元が凍っておりましたのでこちらのトロ舟の白菜は収穫しました。もう一方のトロ舟の白菜は大丈夫なのでしばらく様子を見ることにします。
 

●残った野菜も収穫
1月18日 屋上の残っている野菜のうち、冷凍野菜状態になっていたミズナやレタスや大根を収穫しほぼ屋上の野菜はなくなりました。人参とごぼうについては今年は断念し廃棄処分しました。後収穫できる野菜としては白菜9株とまだ実っていないキヌサヤ位です。昨年のプログ(屋上菜園4)を見ても1月16日にトロ舟を片付けています。今年も昨年同様店仕舞いの時期が来たようです。写真は廃棄した人参です。


1月19日 ほぼ片付いた屋上の様子です。
 


●屋上菜園は4月までクローズ
1月20日 今朝の屋上の様子です。昨日掃除をした時の水たまりが凍っています。4月再開までの間は犬の遊び場になります。残っているのは白菜とまだ実っていないキヌサヤのみです。
 

●キヌサヤが害虫に食われる
2月2日 ここ数日の寒波襲来で屋上に上がっていませんでしたが3日ぶりに覗くとキヌサヤが坊主になっていました。こんなに寒いのに害虫が発生するとは全く予期していませんでした。害虫の種類は分かりませんが坊主になってしまったので今年はあきらめて撤去することにしました。また残っていた白菜も収穫したので屋上は完全にクローズ状態になりました。
 

●来年の課題
今年の屋上菜園はこれにて終了しましたが来年に向けての課題は「今年の成果と来年の課題」で記載したとおりですがとりわけ
①個別の栽培方法の整理と再検討
②いずれの野菜についても播種時期の再検討
が必要です。

2月7日 屋上は整頓され朝は犬の遊び場です。




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