<NFT方式は根の育ちが早い>
7月23日 NFT方式だとたしかに根の成長が早そうです。水ナスを移植してまだ6日目ですが根はネットポットの上から見ると少ししか出ていませんが裏面にびっしり伸びています。
<空調器を取り替える>
7月23日 第二野菜工房の空調機を豊臣のスポットクーラーから中古品の一般空調機に取り替えました。豊臣のスポットクーラーは冷房能力が弱いこと・吸気によって炭酸ガスを室外へ追い出してしまうことなど栽培室に向かないので電気屋さんに相談すると中古の空調機を安く取り付けてくださるとのことなのでお願いした次第。これで「苗テラス」ばりの栽培室の完成です。今後はこの設備を使ってレタス類を周年栽培したいと思います。消費電力チェックのためにエコワットを取り付ける。
<水ナスとキャベツの育苗>
7月21日 先日キャベツを屋上に定植しましたが苗としてはまだ小さすぎるので再度NFT栽培床に移し替えてしばらく育苗することにしました。水ナスは育苗60日といわれていますので1か月はメタルハライドで育てた後屋上に移植する予定。
<蛍光灯からLEDに>
7月21日 次回の栽培に備えて蛍光灯を90wUFO型LEDに替えてみました。徒長気味のサラダ菜がどうなるかとりあえず観察することに。近接していますので光量子束密度はかなり高く230μmolの値を示しています。ただ照射範囲が狭いので2台設置しても全面均一照射にはなりません。
一方蛍光灯ではパネル面で120、蛍光灯表面で280μmolです。
<夏場のレタス栽培>
7月20日 夏場のレタス栽培は昨年失敗したので何としても今年はという思いから室温管理もできるように栽培室まで作りましたがやはり徒長は抑制できず失敗に終わっています。昨年夏以来室内でのレタス栽培に成功することを目標にしてきましたが未だに達成できていないし結果だけを見れば最初の年より悪くなっているといえるほどです。屋上での栽培は結球レタスも今年は完全に成功しましたが室内では徒長の繰り返しで終わっています。今一度栽培方法から再検討する必要がありそうです。
本日収穫したサラダ菜とリーフレタス・玉レタスです。左のサラダ菜はLEDで育てたサラダ菜で明らかに蛍光灯で育てたサラダ菜に比べあまり徒長をしておりません。徒長は光源次第といえる面があります。
葉の幅が狭く明らかに徒長状態で育っています。重さを計る1株当たり20~30g弱で重さは目標の1/3ほどです。
確かに市販品を見ると葉の形状は同じように細長く重さが100g程度のものが多いのですが水耕栽培でも屋上で育てているレタスはしっかり育っているので栽培方法の改善が必要です。古在著「太陽光型植物工場」の第7章人工光型植物工場の中で閉鎖型生産システムとして「苗テラス」が紹介されていて
●光量としては蛍光灯で最低350μmolを確保していること。
●レタスの育苗期間を播種後16日確保して良質な苗を育てていること。
などが紹介されていますのでこれらを参考にしたいと思います。
尚昨年のブログ「水耕栽培14」にレタス栽培について次のように記載しておりましたので再読しました。
「まずレタスについての予備知識を再確認しておきたいと思います。下記内容は住友化学の「野菜の育て方のポイント」から引用したものです。
●レタスの種類
結球しないリーフレタス、結球する玉レタス、半結球性のサラダ菜、立ち性のコスレタス、茎を食べるステムレタスなどがあります。・・・・・リーフレタスはタネまきから60日、苗からだと30日で収穫できます。葉が濃紅色の‘レッドスイング'は、見た目にも美しい赤カキチシャです。青チリメンチシャでは、耐病性が強い‘グリーンウエーブ'、とう立ちしにくく耐暑性に優れ、タネまき時期が長い‘ダンシング'などがつくりやすく、おすすめです。・・・・・また半結球性のサラダナでは、極早生で周年栽培可能な‘岡山サラダ菜'がよいでしょう。
●レタスの生育条件
レタス類の生育適温は15~20℃と冷涼な気候を好むので、春と秋によく育ちます。その一方、暑さには弱く、25℃を超えると発芽不良となるうえ、長日の環境下では抽台(とう立ち)する性質があるので,夏の栽培は困難となります。
●育て方のコツ
レタス類のタネは、発芽に光が必要な好光性種子です。覆土はごく薄くかけるのがポイント。発芽適温は18~20℃です。タネまき前にタネを1昼夜水に浸け、その後キッチンペーパーなどに包んで1日ほど冷蔵庫に入れて、芽出ししてからまくと発芽がそろいます。また、レタス類は日の長い条件でとう立ちしやすいので、門灯や街灯が当たる場所を避けて、植えつけ場所を選びましょう。・・・・・・・・・・」
<自作NFT栽培設備2>
7月18日 4連の湛液水耕栽培設備もNFT式に改造する。光源はメタルハライドと大型LED。5インチポット用は3個、2インチポット用は12個設置できるようにして葉もの栽培もできるようにしました。NFT方式だと青藻の発生もかなり抑制できるのではないかと期待しています。
これでNFT方式のトロ舟が6台できました。改造に要した費用は6台分で6000円ほどでした。
<第1回のレタスは徒長しすぎ>
7月17日 第二野菜工房で栽培中のレタスは播種後30日であと4,5日で収穫ですが見る限り完全に徒長してしまっています。これでは商品価値がありません。温度と光量不足が原因と思われますがすでに育苗段階で徒長しかけていましたので次回ではまずこの点から改善する必要があります。最近は家庭向けの簡単な栽培キットや植物工場も発売されていますが実際に使用してこのような徒長問題は発生していないのでしょうか。もし徒長していないのであればそのノウハウは是非とも知りたいところです。あるいは人工光源でそだてる野菜はこんなものと観念しているのでしょうか。
完全に徒長しきっているリーフレタス。これでは売り物にならない。照射時間10時間では照射不足か。
蛍光灯のサラダ菜は徒長していますがLEDでのサラダ菜はさほど徒長していません。蛍光灯では光量不足が明らか。
同じ種を使って育てている屋上のリーフレタスとサラダ菜。温度的にはかなりの高温ですがそれでもしっかりと育っています。少しひねていますがこれが本来の成長した姿。
このように植物工場もどきですが室内で育てているとなかなか本来の姿に育て上げることができません。温度・炭酸ガス濃度・pH・EC値などもコントロールできる状態になっていてもやはり根本は光源・光量ではないかと思われます。屋上で育てているようなレタスに室内で育てるには光量子束密度が高く尚且つ熱線を含まない(野菜が日焼けしない)光源が不可欠です。市販のLEDは光量子束密度は高いのですが近づけると野菜が焼けてしまします。この点を注意しながら次回は取り組みたいと思います。
<自作NFT栽培設備>
7月17日 休みを使ってNFT栽培設備を自作しました。従来の湛液水耕栽培設備をNFTに改良。早速「絹かわ水なす」の苗を定植しました。写真は完成した装置です。構造はいたって簡単でポンプの水を穴を空けたパイプから散水しドレンから排水するするだけのものです。栽培室にたまる養液の高さは6,7㎜程度です。空気をよく送れるようにファンも取り付けました。後はナスの根の張り具合が楽しみです。
<グロタンク205は小さい>
7月14日 グロタンク205が届いたのでセットしましたが意外に小さい。これではなすなら1本か2本が限度。そこで現在使用しているトロ舟の給排水方法をNFT方式に改良して使用することにしてホームセンター「コーナン」で資材を調達することに。
<レタス栽培は40日サイクルで>
7月13日 新しく作った栽培室(勝手に第二野菜工房と名付けています)では基本的に玉レタス・リーフレタス・サラダ菜を栽培することにしていますが毎月20日に播種して育苗し月初に定植し月末収穫というサイクルを考えております。その都度電気消費量・栽培野菜重量・形状等をチェックしながら通年簡易栽培ができるようにノウハウを蓄えたいと考えております。あくまでも皮算用ですが。
<なすをNFT水耕栽培で>
7月12日 現在はいわゆる湛液水耕栽培といわれる方式で栽培していますが冬場の養液の温度管理も含め一度NFT方式での栽培にも取り組んでみようと思っておりましたので現在のトロ舟に替えて使える栽培タンクとして大きさが適当なグロタンク205を2台発注する。これを使って現在育苗中の「絹かわ水なす」をうまく育てることができるか試してみたいと思っています。光源としてはメタルハライドを使用する予定。
<旧室内水耕栽培室は小休止>
7月11日 なすびも屋上に移したので今のところ何も育てていない状態になりました。棚も並び替えましたので全部で45×120×150㎝の栽培棚が2段5列10台並んでいます。新しく作った栽培室は主としてレタスの通年栽培と自動化に取り組んでいく予定ですが従来使っていたこの栽培室については当分小休止です。この部屋は基本的には11月から5月までの半年間主として冬場の野菜栽培室という位置づけですので夏場無理に電気代を使って栽培する必要もないと考えております。ただ光源については栽培作物の種類にもよりますが蛍光灯・メタルハライド・LED等の使い方で未だ納得する結論が得られていません。また栽培方法については冬場は養液の温度管理から言って現在の湛液水耕よりもNFT方式の方が優れているのではないかと迷いもしております。また一般論ですがコストパフォーマンスを優先して栽培作物・栽培方法・光源のどのような組み合わせが最も優れているのかをチェックする必要があります。(これはやはりその時期にならないと考えにくいことですが)
<一昨日より炭酸ガス供給>
7月10日 レタスも少し大きくなってきたので一昨日から炭酸ガスの供給を開始。一応900ppmで設定。ただクーラーの吸気で炭酸ガスが室外にもっていかれるのであれば意味がないので様子を見ることに。
<25度以下でもレタスは徒長気味>
7月10日 新しい栽培室は25度に設定しているのですがそれでもレタスはやや徒長気味です。22度に設定しなおす。
徒長しているレタス
<トマト・なすびを屋上へ移植>
7月10日 LEDで育てているトマト9株は屋上へ移しました。光量が少ないためやはりひ弱な感じでしか育っていません。トマトを室内で育てるにはアメリカなどでやっているように反射効率の良いグローボックスの中でハロゲンランプで育てないと育たないように思えます。今回は節電もありますので屋上の太陽光で育てることに。残っているのはなすびの3株だけですのでこれらも屋上に移すことにします。ただなすびは前回の栽培経験から言って室内でも十分に育ってくれましたし今育苗している「絹川なす」などはかなりデリケートな品種なのでむしろ室内の方が向いているのでないかと考えています。
<アオコ対策>
7月9日 「ご意見番」さんから植物工場でもアオコは発生するとのご意見をいただきました。また「はんべ」さんから浮草を育成することでアオコ対策ができるという意見も頂きました。ありがとうございます。アドバイスを参考にアオコ対策を考えたいと思います。アオコもスポンジ培地あたりでとどまるといいのですが増殖するとどうしても根に絡んできますので野菜の成長を阻害するように思えますので増殖を何とか阻止したいと考えております。
<スポンジ培地にアオコ発生>
7月6日 今回は入念に管理してアオコの発生を抑制したいと考えて取り組んでおりますがやはりスポンジ培地の周りにアオコが発生しています。これは防げないのでしょうか。完全制御型の植物工場ではこのようなことは全くないのでしょうね。アオコ菌が人体について室内に持ち込まれたかあるいはスポンジ培地に付着していたかが原因と考えられます。アオコのついたレタスは撤去するとすればほぼすべてのレタスを撤去することになってしまいますので今回はこのまま様子を見ることに。(このけち臭さが今後に禍根を残すことに?)
<レタス類の様子>
7月3日 定植後10日がたちましたが玉レタス・サラダ菜・リーフレタスの本日の様子です。照射時間が10時間ですので少し成長が遅いかもしれません。
7月23日 NFT方式だとたしかに根の成長が早そうです。水ナスを移植してまだ6日目ですが根はネットポットの上から見ると少ししか出ていませんが裏面にびっしり伸びています。
<空調器を取り替える>
7月23日 第二野菜工房の空調機を豊臣のスポットクーラーから中古品の一般空調機に取り替えました。豊臣のスポットクーラーは冷房能力が弱いこと・吸気によって炭酸ガスを室外へ追い出してしまうことなど栽培室に向かないので電気屋さんに相談すると中古の空調機を安く取り付けてくださるとのことなのでお願いした次第。これで「苗テラス」ばりの栽培室の完成です。今後はこの設備を使ってレタス類を周年栽培したいと思います。消費電力チェックのためにエコワットを取り付ける。
<水ナスとキャベツの育苗>
7月21日 先日キャベツを屋上に定植しましたが苗としてはまだ小さすぎるので再度NFT栽培床に移し替えてしばらく育苗することにしました。水ナスは育苗60日といわれていますので1か月はメタルハライドで育てた後屋上に移植する予定。
<蛍光灯からLEDに>
7月21日 次回の栽培に備えて蛍光灯を90wUFO型LEDに替えてみました。徒長気味のサラダ菜がどうなるかとりあえず観察することに。近接していますので光量子束密度はかなり高く230μmolの値を示しています。ただ照射範囲が狭いので2台設置しても全面均一照射にはなりません。
一方蛍光灯ではパネル面で120、蛍光灯表面で280μmolです。
<夏場のレタス栽培>
7月20日 夏場のレタス栽培は昨年失敗したので何としても今年はという思いから室温管理もできるように栽培室まで作りましたがやはり徒長は抑制できず失敗に終わっています。昨年夏以来室内でのレタス栽培に成功することを目標にしてきましたが未だに達成できていないし結果だけを見れば最初の年より悪くなっているといえるほどです。屋上での栽培は結球レタスも今年は完全に成功しましたが室内では徒長の繰り返しで終わっています。今一度栽培方法から再検討する必要がありそうです。
本日収穫したサラダ菜とリーフレタス・玉レタスです。左のサラダ菜はLEDで育てたサラダ菜で明らかに蛍光灯で育てたサラダ菜に比べあまり徒長をしておりません。徒長は光源次第といえる面があります。
葉の幅が狭く明らかに徒長状態で育っています。重さを計る1株当たり20~30g弱で重さは目標の1/3ほどです。
確かに市販品を見ると葉の形状は同じように細長く重さが100g程度のものが多いのですが水耕栽培でも屋上で育てているレタスはしっかり育っているので栽培方法の改善が必要です。古在著「太陽光型植物工場」の第7章人工光型植物工場の中で閉鎖型生産システムとして「苗テラス」が紹介されていて
●光量としては蛍光灯で最低350μmolを確保していること。
●レタスの育苗期間を播種後16日確保して良質な苗を育てていること。
などが紹介されていますのでこれらを参考にしたいと思います。
尚昨年のブログ「水耕栽培14」にレタス栽培について次のように記載しておりましたので再読しました。
「まずレタスについての予備知識を再確認しておきたいと思います。下記内容は住友化学の「野菜の育て方のポイント」から引用したものです。
●レタスの種類
結球しないリーフレタス、結球する玉レタス、半結球性のサラダ菜、立ち性のコスレタス、茎を食べるステムレタスなどがあります。・・・・・リーフレタスはタネまきから60日、苗からだと30日で収穫できます。葉が濃紅色の‘レッドスイング'は、見た目にも美しい赤カキチシャです。青チリメンチシャでは、耐病性が強い‘グリーンウエーブ'、とう立ちしにくく耐暑性に優れ、タネまき時期が長い‘ダンシング'などがつくりやすく、おすすめです。・・・・・また半結球性のサラダナでは、極早生で周年栽培可能な‘岡山サラダ菜'がよいでしょう。
●レタスの生育条件
レタス類の生育適温は15~20℃と冷涼な気候を好むので、春と秋によく育ちます。その一方、暑さには弱く、25℃を超えると発芽不良となるうえ、長日の環境下では抽台(とう立ち)する性質があるので,夏の栽培は困難となります。
●育て方のコツ
レタス類のタネは、発芽に光が必要な好光性種子です。覆土はごく薄くかけるのがポイント。発芽適温は18~20℃です。タネまき前にタネを1昼夜水に浸け、その後キッチンペーパーなどに包んで1日ほど冷蔵庫に入れて、芽出ししてからまくと発芽がそろいます。また、レタス類は日の長い条件でとう立ちしやすいので、門灯や街灯が当たる場所を避けて、植えつけ場所を選びましょう。・・・・・・・・・・」
<自作NFT栽培設備2>
7月18日 4連の湛液水耕栽培設備もNFT式に改造する。光源はメタルハライドと大型LED。5インチポット用は3個、2インチポット用は12個設置できるようにして葉もの栽培もできるようにしました。NFT方式だと青藻の発生もかなり抑制できるのではないかと期待しています。
これでNFT方式のトロ舟が6台できました。改造に要した費用は6台分で6000円ほどでした。
<第1回のレタスは徒長しすぎ>
7月17日 第二野菜工房で栽培中のレタスは播種後30日であと4,5日で収穫ですが見る限り完全に徒長してしまっています。これでは商品価値がありません。温度と光量不足が原因と思われますがすでに育苗段階で徒長しかけていましたので次回ではまずこの点から改善する必要があります。最近は家庭向けの簡単な栽培キットや植物工場も発売されていますが実際に使用してこのような徒長問題は発生していないのでしょうか。もし徒長していないのであればそのノウハウは是非とも知りたいところです。あるいは人工光源でそだてる野菜はこんなものと観念しているのでしょうか。
完全に徒長しきっているリーフレタス。これでは売り物にならない。照射時間10時間では照射不足か。
蛍光灯のサラダ菜は徒長していますがLEDでのサラダ菜はさほど徒長していません。蛍光灯では光量不足が明らか。
同じ種を使って育てている屋上のリーフレタスとサラダ菜。温度的にはかなりの高温ですがそれでもしっかりと育っています。少しひねていますがこれが本来の成長した姿。
このように植物工場もどきですが室内で育てているとなかなか本来の姿に育て上げることができません。温度・炭酸ガス濃度・pH・EC値などもコントロールできる状態になっていてもやはり根本は光源・光量ではないかと思われます。屋上で育てているようなレタスに室内で育てるには光量子束密度が高く尚且つ熱線を含まない(野菜が日焼けしない)光源が不可欠です。市販のLEDは光量子束密度は高いのですが近づけると野菜が焼けてしまします。この点を注意しながら次回は取り組みたいと思います。
<自作NFT栽培設備>
7月17日 休みを使ってNFT栽培設備を自作しました。従来の湛液水耕栽培設備をNFTに改良。早速「絹かわ水なす」の苗を定植しました。写真は完成した装置です。構造はいたって簡単でポンプの水を穴を空けたパイプから散水しドレンから排水するするだけのものです。栽培室にたまる養液の高さは6,7㎜程度です。空気をよく送れるようにファンも取り付けました。後はナスの根の張り具合が楽しみです。
<グロタンク205は小さい>
7月14日 グロタンク205が届いたのでセットしましたが意外に小さい。これではなすなら1本か2本が限度。そこで現在使用しているトロ舟の給排水方法をNFT方式に改良して使用することにしてホームセンター「コーナン」で資材を調達することに。
<レタス栽培は40日サイクルで>
7月13日 新しく作った栽培室(勝手に第二野菜工房と名付けています)では基本的に玉レタス・リーフレタス・サラダ菜を栽培することにしていますが毎月20日に播種して育苗し月初に定植し月末収穫というサイクルを考えております。その都度電気消費量・栽培野菜重量・形状等をチェックしながら通年簡易栽培ができるようにノウハウを蓄えたいと考えております。あくまでも皮算用ですが。
<なすをNFT水耕栽培で>
7月12日 現在はいわゆる湛液水耕栽培といわれる方式で栽培していますが冬場の養液の温度管理も含め一度NFT方式での栽培にも取り組んでみようと思っておりましたので現在のトロ舟に替えて使える栽培タンクとして大きさが適当なグロタンク205を2台発注する。これを使って現在育苗中の「絹かわ水なす」をうまく育てることができるか試してみたいと思っています。光源としてはメタルハライドを使用する予定。
<旧室内水耕栽培室は小休止>
7月11日 なすびも屋上に移したので今のところ何も育てていない状態になりました。棚も並び替えましたので全部で45×120×150㎝の栽培棚が2段5列10台並んでいます。新しく作った栽培室は主としてレタスの通年栽培と自動化に取り組んでいく予定ですが従来使っていたこの栽培室については当分小休止です。この部屋は基本的には11月から5月までの半年間主として冬場の野菜栽培室という位置づけですので夏場無理に電気代を使って栽培する必要もないと考えております。ただ光源については栽培作物の種類にもよりますが蛍光灯・メタルハライド・LED等の使い方で未だ納得する結論が得られていません。また栽培方法については冬場は養液の温度管理から言って現在の湛液水耕よりもNFT方式の方が優れているのではないかと迷いもしております。また一般論ですがコストパフォーマンスを優先して栽培作物・栽培方法・光源のどのような組み合わせが最も優れているのかをチェックする必要があります。(これはやはりその時期にならないと考えにくいことですが)
<一昨日より炭酸ガス供給>
7月10日 レタスも少し大きくなってきたので一昨日から炭酸ガスの供給を開始。一応900ppmで設定。ただクーラーの吸気で炭酸ガスが室外にもっていかれるのであれば意味がないので様子を見ることに。
<25度以下でもレタスは徒長気味>
7月10日 新しい栽培室は25度に設定しているのですがそれでもレタスはやや徒長気味です。22度に設定しなおす。
徒長しているレタス
<トマト・なすびを屋上へ移植>
7月10日 LEDで育てているトマト9株は屋上へ移しました。光量が少ないためやはりひ弱な感じでしか育っていません。トマトを室内で育てるにはアメリカなどでやっているように反射効率の良いグローボックスの中でハロゲンランプで育てないと育たないように思えます。今回は節電もありますので屋上の太陽光で育てることに。残っているのはなすびの3株だけですのでこれらも屋上に移すことにします。ただなすびは前回の栽培経験から言って室内でも十分に育ってくれましたし今育苗している「絹川なす」などはかなりデリケートな品種なのでむしろ室内の方が向いているのでないかと考えています。
<アオコ対策>
7月9日 「ご意見番」さんから植物工場でもアオコは発生するとのご意見をいただきました。また「はんべ」さんから浮草を育成することでアオコ対策ができるという意見も頂きました。ありがとうございます。アドバイスを参考にアオコ対策を考えたいと思います。アオコもスポンジ培地あたりでとどまるといいのですが増殖するとどうしても根に絡んできますので野菜の成長を阻害するように思えますので増殖を何とか阻止したいと考えております。
<スポンジ培地にアオコ発生>
7月6日 今回は入念に管理してアオコの発生を抑制したいと考えて取り組んでおりますがやはりスポンジ培地の周りにアオコが発生しています。これは防げないのでしょうか。完全制御型の植物工場ではこのようなことは全くないのでしょうね。アオコ菌が人体について室内に持ち込まれたかあるいはスポンジ培地に付着していたかが原因と考えられます。アオコのついたレタスは撤去するとすればほぼすべてのレタスを撤去することになってしまいますので今回はこのまま様子を見ることに。(このけち臭さが今後に禍根を残すことに?)
<レタス類の様子>
7月3日 定植後10日がたちましたが玉レタス・サラダ菜・リーフレタスの本日の様子です。照射時間が10時間ですので少し成長が遅いかもしれません。
意見を投稿します。
スポンジ?の端っこに四角に穴を開けて、そこにウキクサを育成することによって、アオコの
発生を抑えることができると思います。
浮草は寿命が長く、だいたい4年と聞きます。
上手く育てて、アオコを撲滅してください。
アオコ対策のアドバイス、ありがとうございます。トライしてみます。