会社の後輩から3巻まで借りて観た「らき☆すた」。ぃゃ、京都アニメーション制作のTVアニメで唯一DVDで持ってない作品だったのだが、内容がイマイチ分からなかったので、偶然持ってた後輩から借りて判断しようとしたんだが、先日観て面白いと分かったので自分で買ってしまった。全て通常版で。限定版の一部が中古しかなかったので、全部通常版で揃えることにした。その辺の拘りはない。ぃゃ、通常版で全部統一するっていうのは拘りだからあるといったらあるけど。
日常のよくある出来事を題材にして観る人の共感を得るという内容なのだけど、ほとんど会話ばかりでほのぼの系。内容はどことなく、「サザエさん」や「ちびまる子ちゃん」、「クレヨンしんちゃん」などと似ている雰囲気である。それをよりヲタク向けにした感じ。アニメやゲーム好きの人なら思わずニンマリしてしまうネタが多く、最後まで楽しむことができた。
まぁ基本的にギャグ一辺倒なのだが、柊家の姉妹喧嘩を描いた第17話「お天道様のもと」や泉こなたの両親が結婚した理由を描いた第22話「ここにある彼方」は結構良い話。特に「ここにある彼方」のBパートは不覚にも泣けた。ギャグばかりな中でいきなり感動系の話がくるとグッとくるねぇ・・・会話の内容にはヲタク系の会話が含まれているんだけど、泉こなたの両親が何故結婚したか、その辺が良くって・・・。ウルっときちゃうねぇ。
あとは・・・第15話「いきなりは変われない」で、ライブでこなたが前の人が邪魔で見られないことを知ったかがみが席を替わってくれるところもかがみの優しさが出てて良かった。やはりギャグだけじゃダメよね。
第22話「ここにある彼方」はオススメなのだー!!
ちなみに、私は感動系の話が好きだが、一般の感動を前面に押し出したドラマとかではあまり泣けない。
key作品が何故泣けるのか?それは始めはギャグや普通の恋愛系の話で全然感動とは結びつかないようでいつの間にか泣けてくる・・・そんな構成だからだ。
あとは最終話「未定」でオープニングの「もってけ!セーラーふく」を文化祭のオープニングセレモニーで踊ろうという話は良かったです。皆で1つの目標に向かっていくっていうのは良いよね。私の学生時代はあまりそういう思い出がなかったので・・・協調性ゼロな人間でしたから(´・ω・`)今となっては後悔しか残らないね。
「らっきー☆ちゃんねる」は正直言うとアニメ版しか知らない人にとっては「余計な部分」としか観られない。これやるくらいなら本編をもっとやってほしい感じ。最初のうちは楽しめたけど、徐々にキャラが暴走始めて・・・正直第2クールは引いたなぁ・・・あまり面白くなかった。本編が面白いだけに蛇足にしか見えなかったです。
あと、もっと酷いのは第2クールのエンディング。なにあれ。実写?なんで第1クールのエンディングのカラオケBOXから変えたんだ?あのままカラオケBOXの1コマで最後までやってほしかったのに・・・。あれ良かったなぁ。
第2クールのエンディングは、ぶっちゃけ見てて面白くないので(しかも見てるとだんだん不愉快になる)第2クールのエンディングは飛ばしてました。うーん、京都アニメーション制作で初めて「失敗」と言える部分だったなぁ・・・。らっきー☆ちゃんねるも総合では失敗かな。第1クールはともかく第2クールはね。白石稔さんだっけか、あの男のほうの声優。
ああ、でも小野大輔氏が出てきたときはウケたかな。AIRネタがウケた・・・そうか、小神あきらの声優さんってポテトの役をやってた人か!!小野大輔氏は京都アニメーション版「AIR」の往人(&そら)役だったから・・・次回予告でそらとポテトの会話が笑えた。
キャラで1番好きなのは・・・実は泉かなた。こなたの母親で既にお亡くなりになってるんだけど、良いよねぇ・・・。こなたの両親の話をメインにしたものはやってくれないのかな。「ここにある彼方」で情景だけ出てたけど・・・もっと掘り下げて欲しいなぁ。
メインキャラでなら高良みゆきだね。こなた曰く「一部のマニアにウケる」ってことだけど・・・眼鏡外した姿が良いです・・・はい。あとは妹キャラの小早川ゆたか。こういう妹だったら可愛がるけどねぇ・・・・。
ウチの妹はどこで間違ったかなぁ・・・。
あ!こなた達が言ってたけど「妹がいる人は妹属性がない」っていうのは当てはまりませんよ~。逆に「妹」の現実を知ってる兄のほうが妹属性が高いと思います。私がそうなのでヽ(´ー`)ノ
ぃゃ、「小さい頃の妹は可愛かったのになぁ・・・なんでこんな生意気なヤツに・・・」っていう思いからですが(笑)
まぁ第2クールのエンディングと「らっきー☆ちゃんねる」を除けばオススメのアニメです。機会があったら観て下さい!!
9月にOVAが出るそうです。これまた楽しみ!!