久しぶりに一般ゲーをエンディングまでプレイしたので感想を書きます!w
今回クリアしたのは、ガストの「ライザのアトリエ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」です(*'▽')
所謂アトリエシリーズですね。このシリーズはPS1時代の「エリーのアトリエ」までしかプレイしておらず(ようするに初期2作のみ)、今回20年ぶりのアトリエシリーズとなりました。
決して、ライザのおっぱいに惹かれたわけでは(ry
まぁこのシリーズも長いので、今更説明は不要ですが、錬金術士の主人公が素材を集めて錬金術で調合して依頼等をクリアしていくRPGです。今回は周囲が海で覆われた田舎の島が舞台になっています。
ライザのアトリエ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ ストーリーダイジェスト
クーケン島と呼ばれる田舎の島で、なんてことない日常を送り、それが退屈だと感じていた主人公のライザが、幼馴染のレントやタオを連れて島の外に冒険に出たことで行商人の娘・クラウディアや錬金術士のアンペル等と運命的な出会いを果たす。
ライザは、島の外に自分のアトリエを作り、アンペルから教わった錬金術で困った島民たちを助けていくが、それにより今までどこか排他的であった島民たちが少しずつ変わっていき、やがてライザ達と島民との間にあった軋轢も無くなっていった。しかし、島の周辺で冒険を続けていくうちに、ライザ達はクーケン島の重大な秘密と危機が迫っている事を知る。ライザはそれらを知った事で、今まで退屈だと思っていた日々が実はとても大切なことだったと気付き、仲間達と共に島の危機を救うことを決意した。
人知れず島を救ったライザ達だったが、ライザを除く仲間達は、旅の中でそれぞれの夢や目標を見つけ、いつか島を出ていくことを決心していた。最初は村を出ようと考えていたライザだけがクーケン島を守るために残ることを決意した。そして、アトリエで再会することを誓い合い、ライザは旅立つ仲間達を見送ったのだった。
ライザのアトリエ~常闇の女王と秘密の隠れ家~ 感想
シナリオ
最初は村社会の闇みたいなのを散々見せつけられ、クーケン島の事が嫌いになっていく事間違いなしですw 島の住民達の自分勝手な態度にイラつきっぱなしで(特に漁師)、ぶっちゃけ序盤~中盤にかけてはメインシナリオはクソでした。しかし、徐々に島の秘密が明らかになり、島の人達とのわだかまりが無くなってからは、ライザ達だけのストーリーになっていき、面白くなりましたね。序盤で損してた感はあります。
あと、エンディングで皆とのお別れをするシーンで寂しさを感じました。スタッフロール後、ライザが浜辺に立ってるんですけど、こっそり涙が出ていたのは印象的でした。泣かないって両親に言ってたけど、やっぱり苦楽を共にした仲間たちがいなくなるのは寂しかったのかなと。
個人的に、エンディングを見て物語が終わる寂しさを感じる作品は良作の証だと思うので、「ライザのアトリエ」は間違いなく良い作品だったと言えます。90年代はそう感じる事が多かったけど、2000年代以降でそれを感じたRPGが殆ど無かった事を考えると(そう感じたのはPS2のFF10くらい)、「ライザのアトリエ」はやって良かったなと思います。
キャラクター
ライザを筆頭に女性キャラが良かったです。前向きで明るい性格のライザ(ムチムチエロボディw)に、可愛いお嬢様系のクラウディア、( ゚∀゚)o彡゚おっぱい!おっぱい!なリラ姐さん(爆)の3人は魅力的で、3人が一緒のパーティを組めるようになってからは、ずっとその3人だけ使ってましたw 操作キャラはクラウディアが仲間になってからは、ずっとクラウディアを操作してました。回復&補助&魔法メインのクラウディアを使うなら、自分で操作するのが1番効率的だし。あと、個人的には異界にいたキロちゃんも好きなので、キロちゃんも仲間に入れてほしかった・・・。
ライザのおっぱいが揺れるので、視覚的にも楽しめた作品かなとw ゆっくり歩く時が1番おっぱい揺れてたしなぁ(´ー`) ちなみに、1番好きなのはクラウディアなんですよ。だからずっとクラウディアを操作してたっていうのもあるw やはり、金髪ロングの清楚系お嬢様は鉄板です!しかも、気配りが出来て母性も感じる。最高ですな。おっぱいの大きさだけはよく分からなかったけど、そこそこの大きさはあるだろうとみているw
リラ姐さんはとにかくおっぱい。もっと揺らしてほしかったけど、揺れたら動きにくいだろうし、あれで仕方ないのか(´ー`)
尚、男性キャラは特に興味なし(酷)
調合システム
アトリエシリーズの肝となる重要なシステムですね。様々な素材を組み合わせて新しいアイテムを作り出すのですが(途中から作ったアイテムを更に強化できるようになったり複製できるようになる)、これが楽しい。さすが長いシリーズだけあって、1番重要なこのシステムが1番作り込まれてる感じはしました。
シナリオ進行を無視してでも素材集めのためにフィールドを駆けずり回って、アトリエに戻って調合をして、気に入った特性にならないからまた集め直して・・・それだけで数時間が終わってしまうこともありましたw 中毒度はなかなかのものですね。序盤は出来ることが少ないので、適当に作ってましたけど、徐々にやれる事が増えてくると、品質や効果、特性なんかを気になりだし、理想の素材を求めるようになってしまうので、納得いくものが出来上がるまで何度も素材を集めなおしたりとかして、クリアするまでに結構時間がかかってしまいましたw でも、面白かったので、長いとか面倒とかは感じなかったかな。装備品なんかは同じ名前でも調合の仕方で全然能力が変わっていくので、自分のプレイスタイルに合った武器や防具を作るのも楽しかったです。非常に自由度が高く、調合結果はプレイヤーの性格が出るシステムだと思いますねw
戦闘システム
リアルタイムバトルになっており、キャラの素早さに応じて行動順が決まり、自分の順番が来たら攻撃等が可能になるというもので、3人パーティで1人だけを操作して戦うことになります。他の2人はオートですが、時々プレイヤーキャラに対して、「HPを回復して」ととか「魔法でダメージを与えて」とかお願いをしてくるので、それを満たすと特殊なスキルが発動して、戦闘がより有利になります。又、攻撃するとAP値が貯まり、APが一定数貯まるとタクティカルLvを上げることが出来、タクティカルLvが上がると通常攻撃の回数が増え、よりAPが貯まりやすくなり、どんどんこちら側が有利になっていきます。ただし、魔法やスキルを使うとAPを消費するので、バランスを考えて戦う必要があります。まぁ基本的にはAPを貯めていきつつ、オーダーを達成して、モンスターが必殺技を使ってくるときに、全力で攻撃してブレイクさせて行動停止させるって感じですかね。
リアルタイムで戦闘が流れていくので、慣れない内はかなり忙しく感じますが、基本的には仲間のオーダーに応えつつ、APを貯めていけばいいだけなので、そんなに難しくはないはずです。素材集めしている内に慣れてくるはず。ただ、終盤はタクティカルLvがかなりハイペースで上げられるようになるため、ボスも余裕で撃破できてしまう点が少し物足りなかったかな。クリア後は分からんけど。
まぁ最初はターン制が良かったなぁとか思ったりもしたけど、リアルタイムにしたおかげで飽きずに済んだかなと思いますね。
総合
シナリオの序盤こそクソだったけど、トータルではかなり丁寧に作り込まれてて、久しぶりに時間を忘れてプレイできたRPGでした。良作の領域だと思います。非常に良い出来でした。何故、自分は今までこのシリーズを買わなかったんだろうと思いましたねw 2作目まではプレイしてたんですけどね・・・いつの間にか買わなくなってましたね。次回作が出るならチェックしようと思いますので、それで許して下さい(爆)
余談ですが、自分はライザのムチムチエロボディに惹かれて買ってしまった勢ですけど、調合が出来るようになってからは、そういった部分よりも内容にハマっていました。以前にもプレイしてたので、改めてこのシリーズの良さを感じることができました。だから、この「ライザのアトリエ」を始めるキッカケ作りにはなってると思うので、シリーズのファンの方もどうか寛容な心で、ライザ目当てで買った復帰勢や新規勢を迎え入れて頂きたい。序盤のクーケン島の住民たちのような排他的な態度になってしまっては、アトリエシリーズの未来は無いと思うのです。エロも表現方法の1つだと思うので、それを否定してはいけないと思うのです(何事も行きすぎは良くないですが)。まぁそもそも、ライザをあんなムチムチボディにしておきながら“平凡で特徴のない少女”と言ってしまう公式にも多少問題があるようにも・・・余計にネタにされちゃってましたしね。ライザのキャラクターデザインに関しては、如何にも狙ってるだろとしか思えないです(´ー`) まぁおかげで自分も購入するキッカケにはなってましたがw
そんなわけで(?)、ライザを見て良いなと思った人も、そうじゃなくとも作品に興味があった人も、プレイして損は絶対しないと思うので、是非プレイして頂きたい!
「ライザのアトリエ~常闇の女王と秘密の隠れ家~」の公式サイトはこちらから↓
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