菩提寺桂泉院 其の2では 引きずられた梵鐘 をアップしたいです。
素朴な鐘楼だが長野県宝なのだ。
説明は下の写真に書いて有るので、重複するので割愛します。
それでは中に入ってみましょう。
階段を登り切った直ぐ上に歴史的な梵鐘が有った。床と梵鐘の隙間は30センチ程。こんなんの初めて。
此のクソ重い梵鐘を引っ張れーと命令された戦士の人達の、人馬の力は想像を絶する。
攻める陣営の士気を高める気持ちも理解できる。
梵鐘の櫓も可成り傷んで来てるように思えた。
突起物を「乳」と云うらしいが、「ムシレテしまった」個所も幾つか見られる。
梵鐘の「乳」は煩悩の数…108個が一般的みたいだが、この釣鐘は数が少ない。
「乳」がムシレなくてもヘッドの表面はボコボコに成っている。
この鐘、どうやって突くのだろうか。チョット考えてしまった。
階段の途中に立って突くか、床の上に立ってボウリングの玉を投げる様にアンダースロー的に突くのか・・・
数年前に新しくなった庫裡。街の中は雪は無いが、ここは僅かに残ってます。
本堂。あっ、そうそう。桂泉院は曹洞宗です。
本堂を正面から。
次回も続きます。