小嶋つうしん(号外)

(元)大分県議会議員 小嶋秀行の徒然ブログ

ヘルマンハープ

2010年03月16日 | 遊び・友達
 ドイツ生まれの、「ヘルマンハープ」という楽器を知っていますか。
http://www.hermannharp.com/にクリックすると、下記のとおりの説明書きがあります。

 『ダウン症を背負ってこの世に生まれた息子の為に、ヘルマン・フェー氏が生み出したバリアフリー楽器です。たとえ五線譜が読めなくても、弦と本体の間に差し込む一枚の楽譜によって、本当の素晴らしい音色の弦楽器を演奏するという夢がかなえられたのです。ヘルマンハープは今ヨーロッパで、熟年世代はじめ子どもから大人まで世代を超えて、音楽のバリアフリーの世界を実現させています。』

 詳しい事は、上記のホームページにアクセスして戴く以外にありません。このブログで写真などを紹介できればと思い、一旦チャレンジしてみました。しかし、自分で写した写真がないもので、取り込みができませんでした。

 そうそう、この「ヘルマンハープ」の紹介ですが、友人の奥さんから教わりました。この楽器がどうして誕生したかは、上の紹介の通りですが、友人の奥さんが一時病気になり、大好きなピアノが弾けなくなり、苦しい思いの中から、ピアノに変わる、楽器がないか探していて、巡り合ったそうです。今ではインストラクターの資格に挑戦したというのです。

 いい話ですね。一旦病気をすると何かにつけ意欲が無くなるものですが、彼女は、逆に何か目標を持つことで、自分の病気にも打ち勝とうとしているわけです。いまでは、『来月からレッスンを開始して、地道にヘルマンハープの知名度をアップさせて行けたらと思っています。』

『そして、音楽教室時代の友人が共感してくれて、アンサンブルをしながら、施設や病院を慰問して、音色を聴いてもらい、少しでも癒しを感じてもらえたらいいねと話しています。 私と同じような状況になった方や、お年寄りの方にお話したり、ヘルマンハープを一緒に奏でたりしながら、コミュニケーションを図れたらどんなに素敵だろうと、夢を膨らませています。』というメールを戴きました。

 そして、そのメールの最後には、『日々のリハビリも怠らずに前へ前へ背筋を伸ばして歩んでいきます。』と結んでいましたが、何か私も励まされるメールでしたので、紹介しました。元気をもらったお返しに、何かお手伝いできることがあれば連絡してほしい旨、返信しましたが、演奏会や慰問行事などがある時は連絡があることになっています。

 ホームページでは、楽器のことや練習の方法なども動画で見る事が出来ます。癒しの音色におそらく、気に入ってもらえるのではないかと思いますが、一度、ホームページをのぞいて見て下さい。