県議会で所属する、福祉保健生活環境委員会として、県内の各地に出かけ、高齢者福祉施設や児童福祉関係の施設などを見学しました。また、県の保健所や地域振興局、児童相談所などにも伺いました。
大分県内の保健所は、7ヵ所です。その内の一つは、大分市が独自に設置しており、大分県として運営する保健所は、6ヵ所です。ただ、保健所のいくつかは、施設建設後30年以上経過しているところもあり、事務所内の業務環境は決して良好なものとは言えないのが実情でした。そう遠くない時期に、建て替えを含め、検討が必要になると感じました。
一方、地域振興局は、保健所同様6ヵ所設置されています。必ずしも保健所と同地域に立地してはいませんが、それぞれに100人程度の職員が配置されているとの説明でした。それぞれが管轄の市町村との連携を図っています。
保健所は、これまでも医療・保健部門で「予防」を充実する観点などから、ますます重要性が増しているものと感じましたが、地域振興局は、これほどの陣容を揃え、県内6地域に設置するだけの背景があるのか、率直に感じました。
例えば、南部地域振興局は、佐伯市のみが対象地域であり、「一市一地域振興局」となっており、単純に判断できませんが、「屋上屋」を重ねています。この問題はさらに調べ、私の見解・考え方をいずれまとめたいと思います。
「児童相談所」は、概ね50万人に一ヵ所設置されています。主要業務の児童虐待などに関する相談事業は、平成17年に法改正により市でも実施することができることとなりました。
その結果、例えば中津児童相談所の場合、直接持ち込まれる相談件数は、平成17年以降3~4年間は、ほぼ半減に転じました。しかし、平成22年度は、突然、それ以前と同様の数字に戻ったと説明されました。
児童相談所は、現在大分市と中津市の2ヵ所のみ設置されています。説明によると、大分県内全体として業務の割合は8(大分)対2(中津)となっているのが現状で、大分市に設置の児童相談所は、多忙を極めているとのことでした。
そこで、昨今の児童を取り巻く環境の変化が著しい中、大分県内にはもう二ヵ所、児童相談所を設置することが必要なのではないかと考えました。現在の大分市(中央)、中津市(県北)これに、県南(佐伯市)、西部(日田市)というように。
そうすれば、県内一円でバランスのとれた児童相談所業務が執行できることとなりますし、児童虐待など様々な状況により「即応」体制を執ることができます。この点もさらに精査し、考え方をまとめられたらと考えています。
大分県内の保健所は、7ヵ所です。その内の一つは、大分市が独自に設置しており、大分県として運営する保健所は、6ヵ所です。ただ、保健所のいくつかは、施設建設後30年以上経過しているところもあり、事務所内の業務環境は決して良好なものとは言えないのが実情でした。そう遠くない時期に、建て替えを含め、検討が必要になると感じました。
一方、地域振興局は、保健所同様6ヵ所設置されています。必ずしも保健所と同地域に立地してはいませんが、それぞれに100人程度の職員が配置されているとの説明でした。それぞれが管轄の市町村との連携を図っています。
保健所は、これまでも医療・保健部門で「予防」を充実する観点などから、ますます重要性が増しているものと感じましたが、地域振興局は、これほどの陣容を揃え、県内6地域に設置するだけの背景があるのか、率直に感じました。
例えば、南部地域振興局は、佐伯市のみが対象地域であり、「一市一地域振興局」となっており、単純に判断できませんが、「屋上屋」を重ねています。この問題はさらに調べ、私の見解・考え方をいずれまとめたいと思います。
「児童相談所」は、概ね50万人に一ヵ所設置されています。主要業務の児童虐待などに関する相談事業は、平成17年に法改正により市でも実施することができることとなりました。
その結果、例えば中津児童相談所の場合、直接持ち込まれる相談件数は、平成17年以降3~4年間は、ほぼ半減に転じました。しかし、平成22年度は、突然、それ以前と同様の数字に戻ったと説明されました。
児童相談所は、現在大分市と中津市の2ヵ所のみ設置されています。説明によると、大分県内全体として業務の割合は8(大分)対2(中津)となっているのが現状で、大分市に設置の児童相談所は、多忙を極めているとのことでした。
そこで、昨今の児童を取り巻く環境の変化が著しい中、大分県内にはもう二ヵ所、児童相談所を設置することが必要なのではないかと考えました。現在の大分市(中央)、中津市(県北)これに、県南(佐伯市)、西部(日田市)というように。
そうすれば、県内一円でバランスのとれた児童相談所業務が執行できることとなりますし、児童虐待など様々な状況により「即応」体制を執ることができます。この点もさらに精査し、考え方をまとめられたらと考えています。