小嶋つうしん(号外)

(元)大分県議会議員 小嶋秀行の徒然ブログ

卒業式

2011年03月23日 | 社会
 今日は、朝から良い日でした。
 自治体選挙の活動でとても忙しい毎日ではありますが、今日の午前中は、小学校の卒業式に出席する事にしました。

 毎朝、交差点で見守る子どもたちの内、何人かが卒業することになっており、その子等に会うのも今日が最後になるという思いもあり、忙しい中でも今日は必ず出席する事に決めていました。

 校長先生から卒業証書を受け取る児童の顔を見ながら数えてみると、日頃、私が立っている交差点を通過する子が、26人確認できました。なんか、この子たちに明日から会えないのかと思うと、込み上げてくるものがありました。

 それも、この子たちは、私が交差点で「緑のおじさん」を始めた7年前以降に、一年生として入学し今年卒業式を迎えた、つまり、正味6年間ずっとこの子達を見守り続けたことで、何か情が移ったというか、わが子のようにその成長が嬉しいからです。

 例年、小学校の卒業式は、議会定例会の会期中であることから出席がかなわない事が多いのですが、今年は、市長選挙が予定されている事から、会期が一週間ほど短くなり、出席できました。

 最近の卒業式は、送辞や答辞という形式ばった格好の卒業式ではなく、在校生を代表して5年生が参加し、卒業生を送るという内容です。卒業生が151人もいると、全校生徒と卒業生の保護者全員が体育館に入りきれませんから、5年生が代表参加です。

 卒業式の次第は、①開会の言葉、②卒業証書授与、③校長式辞、④来賓を代表してPTA会長が挨拶。その後に続く⑤お別れの言葉は、151人全員の児童が、各学年時の思い出をつづったお別れの言葉を、ワンセンテンスずつ、一人ひとりが発言する。

 その中に思い出の場面や校歌を歌い込み、教師や家族、地域の方々、在校生への感謝の気持ちをちりばめるという趣向で式が進みます。在校生5年生からも、さながら「送辞」として、ワンセンテンスずつの送る言葉がほぼ全員から発せられるというものでした。
 
 この雰囲気の中で、来賓席から見える「その子等」の顔を一人ひとり見ていて、「込み上げない方がおかしい」と、自問自答しながらハンカチで顔を何度も拭う羽目になってしまいましたが、今日は、朝からとても良い日になりました。

 追伸・・・・・・・。

 そうそう、今年も「6年生一同」から「寄せ書き」の綴りをもらいました。その中に、『最初は、恥ずかしくて大きな声で朝のあいさつが出来ていなかったけど、毎日、おはよう!の声を掛けてくれたので出来るようになりました』と書いてありました。


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