小嶋つうしん(号外)

(元)大分県議会議員 小嶋秀行の徒然ブログ

久々にいい酒飲めました

2008年11月03日 | 社会
 現在住んでいる団地には、22年前に移り住みました。新興住宅街ともいえるわが街は、全ての居住者がいわば「入植者」です。
 私が転居したのは32歳の年でしたが、当時は私が一番若い年齢層で、私より若い人はほとんどいませんでした。

 長男(1年生)と次男を連れ、長女が生まれたばかりの年の夏に越してきました。あれから22年余りが過ぎ、約450戸の全ての区画に人々が棲みつき、閑静なひとつの自治区が形成されています。

 そんな街に、近頃「ボランティアグループ」が誕生し、町内の美化活動で初仕事を行うことになりました。日頃は鬱蒼としいて、ほとんど人の手が入らない所(子どもたちの通学路)に、我々ボランティアの手が入りました。朝九時から二時間の作業を20人のメンバーが行いました。結果、すごくきれいな場所(通学路)に戻りました。

 そもそも、このボランティアグループは、自治会による清掃作業などで手の届かないところや、子どもたちの安全見守り活動などができないかと、かねてより設立の声が挙がっていたもので、この夏にやっと産声をあげることとなり、本日、祝日を利用して最初の作業が今日行われたわけです。

 今回の作業は、第一回目ということもあり、初めから打ち上げ会を設定していたものですが、二時間の作業の後の景観がメンバーの想像以上に立派にできたことから、それぞれが感動し、達成感を感じてか、夕方5時からの打ち上げ交流会は、これまでの懇親会にはないほど盛り上がり、盛況のうちに行われました。

 参加者は、口々に思いの丈(本日の感動・感想や教訓など)を述べ合い、(全て)持ち寄ったビールや酒、焼酎を酌み交わし、次の作業への意欲を示し、その思いを記録するため、記念写真を何枚も撮りました。

 なかでも、「この前、我が家で一大事があった時、近所の人に応援が頼めて助かりました。こうした地域での共同作業やの交流会があったおかげと思います。これからもよろしくおねがいします。」と発言された方がありましたが、この話を聞いて、会の目的を初回にして実践できた思いがして、何かとてもうれしくなりました。

 こんな話がいくつも聞けましたが、今日は、久しぶりにいい酒が飲めた気がしました。そして、このボランティアの会の発足が、私の目指す「ぬくもりのある街づくり」を一段と加速させるような思いがして、とてもいい気分になりました。





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