國落LIVE

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國落、春の落語会パート2「するめ寄席」

2013-06-03 12:01:57 | Weblog

きりんです(ハスキーボイス)

風邪引きました。

昨日、府中で大きな落語会があったのですが、体調悪くて大変でした。

この話はまた今度。

今回は、5月26日に行われた、するめ寄席の記事を書いていきまっせ!



前日の若女寄席とは真逆、男子だけの、男子による、男子オンリー落語会でございます。

うーん、むさい。

とりあえず番組表。


開口一番は扇福の『桃太郎』です。


普段の稽古から、子供感がなかなか出なくて苦労していたようですが、本番はどうだったんですかね。

子供の出来はどうであれ、お客さんたちの笑い声が楽屋や受付までよく聞こえてきたので、いつも通り面白く仕上がってたんじゃないかなぁと思います。

纏う空気感、喋りの雰囲気から面白いってのは本当にうらやましいです。

2番目は僕です。ネタは『筍』


頭がでかい。以上。

3番目、ひん馬(悲熊)さんで『羽織の遊び』


悲熊さんの真打ネタです。

このネタかけるのって学祭以来とかじゃないですかね。

いやー、めっちゃウケてました。

これはさすがです。

日本一面白いアラブ人なんじゃないでしょうか(意味不明)



立ち見のお客さんがでるくらい盛況です。

中入りを挟んで、

狂四楼(織音)さんで、『大工調べ』


織音さんは打ち上げに来なかったので、天パで放浪酔亭の僕が、織音ポーズで代わりにめくり贈呈。

たんかを切るシーンは、お客さんから拍手と歓声が起きるほどの完成度!

拍手と歓声を噛みしめてから、淡々とネタを進め、終了。

だと思っていたのですが、

織音さん「たんかやり切った後さ、まじでその後のネタ忘れちゃった」

!?

拍手と歓声を噛み締めていると思っていたあの時間は、ただ必死でネタを思い出していたらしいです(^_^;)

恐ろしいわ!

次は農工大からのゲスト、神王家花道くん!

ネタは『転失気』でした。



すごく完成度の高いネタで、会場から笑いが止まないという!

おっそろしいですねー。

他大寄席荒しの花道くん、おっそろしいですねー。

うーん、おっそろしい。

あの厳しい鏡月さんも、後ろで笑っていました。

僕のネタの時は途中で出ていっちゃったのに(^_^;)


新人顔見世で転失気をやる國學院の一年生が、サクラとして食い入るように見ていたので、花道くんくらい上手にできるように期待してるよ!



楽屋でゲス話をする悲熊さんと花道くん。


本当にずーっとゲス話をしていました。

トリは口上を挟み、



真打に昇進した初代人形亭少女さんです!

ネタは『死神』。





あんまりいいアングルじゃないですね、すいません。

少女さんは今回が真打ネタということで、かなり努力をしていたようです。

終演して帰っていくお客さんたちも、「死神よかったねー」と言ってたので、成果が出たんじゃないでしょうか。

怖さと面白さを兼ね備えた、世にも奇妙な物語感、出てたと思いますよ!

お疲れ様でした!

そして、下座の功労者たち。





打ち上げ!







さて、するめ寄席の記事はここで終わりです。

口上に来ていただいた左手さん、会と打ち上げに来ていただいた鏡月さん、ふうさん、ありがとうございました!