國落LIVE

國學院大學落語研究会の活動情報などです

▼第六十回若木寄席①▼

2017-11-29 23:39:28 | Weblog

どうも、お初にお目にかかります。中堅の新ブログ担当のうち1人、もぎ田亭玲紋です!
これから約1年間、しっかり務めさせていただきたいと思います。もう1人のブログ担当の更新もお楽しみに!

さて、かなり時が経ってしまいましたが、きっとまだ熱は冷めてません。若木寄席の報告です。


若木寄席は大学の若木祭期間中、11月3日〜5日に大学で行いました。


高座も前日に頑張って設営しました! 養生ズ。


【1日目】
さて迎えた初日、この日は真打襲名披露がありました。


朝之助さんにお越しいただいて、口上です。
朝之助さんには、「唖の釣り」で高座にも上がっていただきました。ありがとうございました。

いよいよ真打襲名披露です。
トップバッターは回鍋楼祐林改め、五代目 三優亭好々です。ネタは「湯屋番」。


現実と理想の狭間を揺らいでたそうです。

続いて二番手、思春家詩ばり改め、初代 人形亭彩月で「悋気の独楽」です。


独楽を回す定吉の必死さが面白おかしいです。

次は、高舟亭佐和改め、初代 花廼家柑和です。ネタは「粗忽長屋」。


粗忽者が天真爛漫で、明後日の方向に噺が進んでいきます。

そろそろ終盤、伊英楼独米改め、二代目 若木家小竜です。ネタは「紙入れ」。


女将さんが怖い怖い。振り回される新吉のコミカルさも相まって愉快です。

最後を飾ったのは、品文亭益太改め、八代目 三優亭志損治。ネタは「片棒」です。


囃子のシーンがリズミカルで、終盤へ向けてどんどん盛り上がっていきます。

残念ながら私はこの日終日所用があり、これらを聴くことができませんでした……。が、当日の様子を聞くに、成功のうちに終わったことでしょう。


そしてこの日のトリは、初代 人形亭比那で「幇間腹」でした。なごやかに初日は終演。


【2日目】
張り切って2日目、この日は浪曲研究会より東中軒崇平さんの講談がありました。


綾波による決死の攻防戦に引き込まれます。

この日は遊吉師匠がお越しくださり、「安兵衛狐」をかけていただきました。ありがとうございました。

そして2日目のトリ、初代 若木家紅世です。ネタは「死神」。

鬼気迫る会心の高座でした。客席も大盛り上がりのうちにみごと終演。

引き続き3日目の様子を報告したいところですが、長くなってしまうので今回はこの辺で。
以上、ブログ編集機能の多さに慌てる玲紋でした。