今、本番からどのくらいのスピードで記事が上げられるか挑戦しています。葛葉です。
(2日目はあとひと月くらい待っててくださいね!)
ブログ着手:2019.05.18 21:45~
5/18に行われた、かめるめ寄席1日目の様子をお伝えしてまいりますよ!!
\かめるめ寄席なんて名前の寄席しらな〜い!/
ということで、存立の趣旨。
國落は毎年この時期に
女性演者主体の「若女寄席」、
男性演者主体の「するめ寄席」
を開催してるんですが、今年はボーイズが絶滅危惧種なため、2つの寄席が合体しました。
はい、「かめるめ寄席」。
QEDですね。(は?)
当日は(というか今日は)とてもいい天気でした。
先輩たちと一緒に、ビラ配りを頑張ってくれた新人たちです。まだお顔はお見せできないのよ。
意気揚々と出かけていきました。
帰って来る時にはつかれた顔をしていました。暑い中頑張ったね。ありがとうね。
会場の準備も進んでいきます。
これは撮った人のスマホが壊れていてピンボケしている大看板と紬!!!お〜〜〜いなんてこった〜〜〜い!
イデアを感じれば満面の笑みの紬が見えると思います。
楽屋も準備バッチリ!
手前のいい笑顔は、今回ゲストで来てくださった、二松学舎落研さんのすみれさんと春菊さんです。
いよいよ開演!
まずは開口一番、中堅の京光堂巴和がトップバッターを担いました。ネタは「六尺棒」。
「うまくやれるだろうか……」と出番前ずっと不安そうでしたが、いざ高座に上がれば若旦那と親父を迫力ある演じ分けで見せてくれました。
前座仕事も立派にこなしてくれました。
すごい……寄席直後のブログすごいぞ! ネタのことめちゃめちゃ思い出せる! なんてったってついさっきの話だもんね☆
そして続く2人目は早速ゲストです。香豊舎春菊さんで、「真田小僧」。
「あ〜〜っっ落語に出てくる強かな子供だ〜〜!」と感じました。とにかく金坊がずる賢い。そのずる賢さを出すための所作、声色など、趣向が凝らされていて良かったです。
前半戦もこれでおしまい。中トリ・夢廼家琴音で、「磯のあわび」です。
本人曰く、聴いた落語の中でもお気に入りのネタだということでした。
与太郎が周りにいる人々の愛に包まれていて、笑えながらもハッピーになれる高座でした。
お仲入りを挟んで口上!
後半戦最初の出番は私、花廼家葛葉でございました。「天狗裁き」。
多分、「よく……口を割らなかったのぉ」と言っているシーンです。
最初の出番、ブチかましてやるぜ!! と25分もブチかましてしまいました……あとで稽古主任に怒られようと思います。
続いて、恋紫家すみれさんで「千早振る」です。
二松学舎落研さんからのゲスト2人目です。
枕から場を盛り上げていました。町人とご隠居の掛け合いがテンポよく繰り広げられ、時間を感じさせない明るい高座でした。
そろそろ終盤、弾亭虎子で「粗忽の釘」。
彼女史上一番の高座だったんじゃないでしょうか。特に隣家で煙草を吸うシーンは、間を使えば使うほど笑いが起こっていました。
そして大トリ。1日目は人形亭梨花が務めてくれました。ネタは「応挙の幽霊」。
以前からやってみたいと言っていたネタ。
都々逸が綺麗なのもそうですが、穏やかでありながら惹き込まれるネタが彼女ととても合っていて、風格あるトリでした。おつかれさま!
終演後に演者で集合写真!
この日の演者はテンションが高いですね。
ザビエル(ザビエル)
終演したら、待ちに待った打ち上げです!
1日目は千両で行いました。新人たちは打ち上げ初参加です。
千両はだし巻き玉子が本当においしい。新人に「このだし巻きのために寄席を頑張っているんだよ……」と伝えたらちょっと引いてましたが、アルバムにこういう写真が残っていたので、きっと考え直したんだと思います。おいしいは正義。
店先で集合写真も撮りましたよ!
まだ新人は保護されております。
新人顔見世までお待ちくださいね。
盛りだくさんのかめるめ寄席、ご来場いただきありがとうございました。
……あれ、タイムアタックはどうしたのかって?
実は、トリ間際くらいで寝落ちてしまい、途中で気力も尽きてしまってました。
今が5/20 21:57ですので、ちょうど2日掛かったことになりますね。毎回終演からひと月くらいかかっていることを思えば、飛躍的な進歩だと思います。
でもね、今後の記事で時間がかかっても怒らないでくださいね。
遅れたら、そのぶん楽しみにする時間が増えるじゃないですか。
いいこと言っちゃった。天才ですね! 葛葉でした!