随分と暖かくなりました。当地でも最高気温が20度越えの日々が続いています。気温だけみると春というより初夏に近いかも。農作業も暑さ対策が必要となってきました。携行する飲料水も、暖かいものから冷たいものへの変更が必要かもですね。畦道を歩いても、様相が変わってきたようです。花園の主人公達が3月とは異なってきました。当地の農園における状況ですが、解る範囲でご紹介していきましょう。控えめながらも、咲き誇ってるようです。
例によって図鑑との首っ引きですが、同定の困難さは相変わらず、注意してますが間違いもあり得るかも・・・ですね。その折にはご容赦を。現場は標高100メートルから200メートル程度、山麓の棚田地帯です。北西方面に向かっており、日当たりは良好で割と開けた地域でしょうか。民家は少なく、田畑が中心となった領域で、樹林帯は少ないです。地域性の故の特徴もあるかも知れませんね、画像は何れも我々の農園における野草たちです。
まずは春の代表作といえる「ゲンゲ」、一般にはレンゲ草の名称の方が通りやすいでしょうか。田圃の緑肥として栽培されるケースが多いのですが、風媒等で畦道へと運ばれるようですね。どうあがいても栽培地では無いような場所でも咲き誇っています。子ども達が喜ぶ野草です。
順番が狂いました。画像の最上段は「ヒメオドリコソウ」ですね。春の代表的な野の花です。続いては「シロツメグサ」、我々が子どもの頃はクローバーと呼んでいました。四つ葉のクルーバーを探し回ったご記憶は無いでしょうか。シロツメグサの特徴は、昼と夜とを認識するようで、夜になると葉を閉じて眠るんだとか。
上段画像は「ナノハナ」ですね。厳密には菜種とも呼ばれる油菜の花を指すようですが、現実にはもっと広い意味でいわゆるアブラナ科の菜の花をひっくるめて総称としているようですね。我々も農園や河川敷で黄色い花を見かけたら「ナノハナ」と通称してますが、中には異なったものも含まれているかも・・・・・・でしょうね。
最後のご登場は「ムスカリ」です。栽培花だと思うんですが、何時の間にか畦道にも咲き誇るように。他の花々と違って数量は少ないですが、畦道や路傍で見かける事も少なく無いですね。増殖が球根なので風媒や鳥達による搬送とも思えないのですが、どうやって移動するのでしょうね、不思議です。