木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

芽欠き+土寄せ

2023年04月11日 05時53分58秒 | 耕作放棄地

「春ジャガイモ」を埋設して1ヶ月半余り、どうやら成長は順調の模様だ。こうなってくると次なる作業が待ち構えて入る。それは「芽欠き作業」と「土寄せ作業」だ。ジャガイモの栽培にあたって逃せぬ作業なのだ。簡単にご紹介すると、「芽欠き」とは育った株の茎を減少させること、「土寄せ」とは文字通りでジャガイモの根元に土を被せることである。通常、ジャガイモを埋設した後、茎丈が20センチ~25センチ程度位に育った頃行っている。無論、実施しなくとも育たぬ訳では無いが、ジャガイモを大きく無事に育てようと思えば、実施するのが望ましいだろう。

我々の栽培は数量が限られているので、手作業で行っている。まずもって「芽欠き作業」、一株毎に5本~8本程の茎が伸びている。これを2~3本程度に減らしてあげるのが作業内容だ。発芽したままで残すと、イモの数は多いが小さく育ってしまう。注意するのは根元を手で押さえ込んだ上で実施すること、単純に茎だけを引っ張ると種芋が崩れかねない。この際、ハサミを使わないのが留意事項だとか。何でも、茎の引き抜きでは無く切断になるので再発しやすいのだとか。

「土寄せ作業」は文字通りだろう。我々の栽培は畝立てをした中央部に溝を掘って種芋を埋設している。ジャガイモが大きくなってくると土から飛び出し緑色に変色しかねない。この緑色の部分は毒性、毒性防止と茎のぐらつき防止が目的かな。作業自体は単純で、周囲の土を株元に寄せるだけ・・・・・・・専ら手道具を使って土寄せを行っている。

何れも簡単な作業で、何方でも実施可能だが、数量が多くなってくると結構手間暇が掛かってくる。叉、単調な作業なので、正直面白みは無い。子狸の特性だが、イスを持ち出して座り込みながらのんびりと行っている。仲間達は中腰で素早く実行しているが、真似は困難。マイペースで実施するしか無いだろう。

気温も高くなって暖かくなってきた.当地でも最高気温が20度越えの日々が続いている、ジャガイモの上述作業も早めに片付けて、夏野菜の準備に掛からないと。定番の夏野菜は既に苗類が販売中だ。今年は気温の上昇が早め、前倒しでの栽培も可能かと。

 

 

 

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