木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

ジャガイモへの対応

2023年04月26日 05時30分05秒 | 耕作放棄地

遠目に長老や大御所の姿が。どうやら作業中の模様で、立ったり屈んだりのゆっくりした姿が垣間見られる。何事の作業やと、好奇心丸出しで覗きに出向いてみた。それにしても暇な存在なのかと、苦笑せざるを得ないのだが。接近してみたらクワをふるって土寄せの姿が。どうやらジャガイモへの対応中の模様だ。問うてみると、とっくに終了してるかと思っていた、ジャガイモの「芽欠き+土寄せ」の作業が未だだったらしい。既に茎等はかなり大きめ、芽欠きを行うにしても注意しないと茎群を毀損しかねない。小さな間がやりやすい作業なんだが、何らかの事情で遅れてしまった模様。まあ、しないよりはマシかもと。

既述したかと思うが、芽欠きも土寄せも、しなかったとしてジャガイモが収穫不能となるわけでも無い。しかしながら、より良い環境がもたらす効果は大きく、可能ならば対策を講じた方が望ましいだろう。無論、経験豊富なお二人のこと、重々承知のガッテンだろう。芽欠きはジャガイモのサイズを大きめとする。土寄せはジャガイモの緑化を防止できる。いずれも先人達が編み出した栽培手法、出来れば実施された方が望ましいのは言うまでもなかろう。

子狸も例の百姓候補生氏も既に対策は終了し、健やかな成長を見守っている。おかげで茎の生長も順調な模様で、青々としたジャガイモ畑が広がっている。このまま何事も無ければ、6月には収穫かとも。ジャガイモの跡地はサツマイモの栽培予定だ。スケジュールから思案すると初旬には収穫したいのだが、タイミングが合うかどうか。

長老も大御所もジャガイモとサツマイモの栽培は通年事業、今年も栽培予定だろう。耕地の準備具合は聞いて無いが、視野には考慮済みかと。何れも某かの長期保存が可能な作物、食糧危機の可能性も無きにしも非ずの時代だ。非常時への備えは、お二人とも意識にあるかなと。考えたくは無いが、戦時中に着物や貴金属等を持って農家回りを行い、サツマイモ等への交換を願ったとの逸話も。そういえば彼のアメリカでは、例の長者番付ナンバー1とか何とかのビルゲイツ氏が大量の農地を購入し、合衆国一番の農家だとか。ウインドウズから農作物への転換かと思慮されるが、先見の明ありやとも。

 

 

 

 

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