夏野菜の御三家と言えば、人様によりけりだが、やはりナス科の野菜だろう。筆頭はトマト、文句なしの1位だろう。続いては意見が分かれるかも知れないが、子狸的にはナスとピーマンが続くかと。何れも定番中の定番、例年栽培にチャレンジしている。今年もそろそろかと下準備に入ることに。地域にもよるが、当地では4月~5月の連休前後が植栽時だ。今から準備を始めて丁度のタイミングだろう。
まずもって予定地の「耕耘作業」、畝単位での作業となるのでミニ耕耘機の出番だ。面での栽培では無く、畝単位での細かな栽培にはミニ耕耘機が大活躍する.適材適所とは斯様な状況を指すのかと。耕耘と共に元肥としての石灰や鶏糞或いは化成肥料等を少なめに攪拌する。ややもすると肥料過多の傾向が出がちなので注意深く留意している。過ぎたるは何とやら・・・・・・なのだ。
引き続いては「畝立て」、此処までは他と同様作業だ。スコップを使っての肉体労働で、苦手な分野である。イスを持ち出しての休憩しながらのながら作業、学生時代を思い出す。一気にケリをつければ短時間の勝負だが、そうもいかないのが辛いところ。体力の衰えは人様以上の模様だ。畝が出来上がると「支柱と横棒の設置」、多少の相違が出るのは此処からかな。ナス科の中でもトマトは茎丈が高い。支柱の介添えが無いと倒壊しやすいのだ。苗1本に支柱1本の割で配置していく。数量が少ないので、支柱等もソコソコで済むので助かるところ。
植栽時は連休前後と書いたが、今年は例年に比べ気温が高めだ。通常よりも前倒しで植栽可能かと踏んでいる。中旬位で天候の加減を見ながら決定しようかと。
後、残りの作業が「ネット張り」、トマトの鳥害が激しくて、栽培地全体を防鳥ネットで覆っておかないと全滅しかねない。トマトが赤く熟し出す頃が襲撃期なので、作業自体は実が付いてからでも十分間に合う。市販の赤い防鳥ネットを利用しているが、鳥の侵入を防止するように適切に張り渡すのは至難の業、一工夫が必要なのだ。