木漏れ日の雑木林

金剛山の西山麓で里山の保全活動を行っています。自称若者集団ですが、実態は?

サツマイモ対策か

2024年05月13日 05時10分19秒 | 耕作放棄地

ミニ耕耘機を借りるぞ・・・・・長老はそう声がけして野小屋から引っ張り出した。結構な重さだが、軽々と自分の耕地へと運んでいった。どうやら耕耘作業を行って畝作りに入るらしい。彼は鍬を使った畝立てが得意なんだが、流石に耕耘作業は機械力が優位だろう。そこで・・・・・の発案だろう。今時分の耕耘とくれば、サツマイモ対策が予見される。苗の定植時期は6月、タイミングとしては順調だ。尋ねてみると、どうやら明快らしく前準備に入った模様だ。

彼の傾向は少量多種類派、つまり多くの品種を少しずつの栽培手法だ。サツマイモも同様と見え、10本単位ぐらいで品種を変えている。どうやら一番のお好みは「シルクスイーツ」のようで、価格が高いとぼやきつつも選択からは外せないようだ。何でも昨年は苗1本100円で購入したとか何とか。人気品種だけあってか単価も高いようだ。確か従来の品種だと50円~60円程度だったように思う。

思えばサツマイモの品種も変遷した。子狸の栽培事例をとっても次のように変化している。ナルトキントキ→ベニアズマ→アンノウイモ→ベニハルカ、現在はベニハルカが主力だ。ちなみに我が家では焼き芋購入の事例が多いのだが、山の神の選択はシルクスイーツ一択、他の品種だと購入しないで帰宅する有様だ。シルクスイーツとは、シルクつまり絹触りのような食感とスイーツのような甘味・・・・・・と言った意味合いだろう。ネーミングにも自信の程が覗える。

長老のニンマリとした横顔が思い浮かぶが、最近の人気品種第一位の模様だ。じゃあお前も栽培してみたら・・・・・とのツッコミが来そうだが、人気度での選択は趣味に合わない。当面はベニハルカ主力で走ろうかと思っている。一番ベーシックなナルトキントキも捨て難いのだが。

そうこうしてる間も長老の作業は進捗中の模様だ.。軽快なエンジン音と共に、面が綺麗に耕されていく。畝立てまで出来るのか後日になるのか不明だが、長老の計画案は組み上がっているのだろう。未だ時間的な余裕はある、要は6月中なら苗の購入や定植も可能かなと。

 

 

 

 

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