リトルジャパン京急700型の琴電改造施工の続木です。
あ、続木って阪神タイガースのトレーニングコーチ背番号90ですね。
続きです。
このキット、実質二回目なんで、まぁウィークポイントも同じ・・・な訳ですが、これはあくまでも記録帳なんで、繰り返しもタップリです。
屋根の加工が京急と大きく異なります。
これらの部品でっす。
無線配線は一切削り取ります。
削り始めはノミで荒削り。
ちょっと荒めの金ヤスリで粗粗削り。
油目金ヤスリで一気に削り取ります。
直前でタイラーか紙やすりなんかで削ると変形とか削りすぎが防げますが、私の場合、削りムラが気になるんで、金ヤスリで整形するがごとく綺麗さっぱりやっちまいました。
で、400番~600番~1000番で完全に全体を均します。
そのほうが綺麗に仕上がると思っています。
コンマゼロ何ミリかはうねるんでしょうけど・・・。
片方の配管と、先頭部の手すりモールド以外全部削り取ります。
あー・・・手すり別体はしません。
きりがないもん。
元気に走って綺麗に見えれば良いんだぁ・・・。
屋根裏に色々マーキング。
京急時代のことも書いているのはですね・・・。
このキット「京急700型2連セット」であり、「琴電1200型2連セット」ではないんです。
つまり、一切の琴電フォローがない!
後で書きますけど、あくまでもMc-Mcキットであるんですね。
説明書を全部「京急⇔琴電」脳内変換して組むことが必要です。
今回はセオリーどおり、パンタ車に動力を組みます。
不要な側面裏リブをカットしていきます。
パンタ付き奇数先頭車が琴電琴平・仏生山側で、パンタなし偶数先頭車が瓦町・琴電築港側です。
ジャンパ栓は瓦町・築港側の偶数車です。
セオリー通り。
側面貫通路側の断面のみ、ヤスリで整える必要があります。
うっすい~。
屋根はタミヤさらさらタイプ緑瓶で一発接着。
これは緊張しますね。
動かしたら接着面から、溶けたプラが溶け出して手間が掛ります。
一発で決める。
瞬間接着剤や白瓶セメントを点付けしてから、流しつけると安全ですが、微細な隙間が出来ることがあって嫌っています。
見えにくいですが、先頭部屋根の手すりを一部削るんですね。
これは説明書で浦賀側と品川側で注意です。
で、T車になる床板はぴったり嵌ります。
前よりリブにテーパーがないので、嵌り具合向上しています。
が・・・。
前の組んだときの記事を思い出しましょう。
リトルジャパン京急700系初期型1本目の6
はい。
ご覧になりましたでしょか?
指定の鉄コレ動力の方が幅細くてガブガブなんです。
はい。
で、今回も。
変わってません。
ちょっと淡い期待をしたんです。
鉄コレ動力用リブを新規設計して取り付けたということで。
きっと一発ではまるに違いない・・・と
数字の近くに見えるでしょ?
あるんですけど・・・。
リブの飛び出し幅が動力に引っかからない程度の寸法で
普通に組むとまるで意味なし・・・。
うん。
「各自創意工夫のこと」
GM初代社長の名言を思い出します。
ひょっとしてミラクル工夫があるのかなぁ~
と思っていた私は玉砕。
でも、
こういう挑戦的なキット、大好きです。
( ̄ー ̄)
寸を改めてとります。
前と同じなら0.5mmづつ計1mm、車体内寸狭めるか、動力を太らせる必要があります。
文面省略してますが、以前と同じでしたので、前回は車体内寸を縮めましたが、今回は動力を太らせて新モールドリブを活用します。
※要は0.5mm厚のプラ板を動力ユニットに張り足して幅を太らせるといいんです。
説明書には書いてありませんのでご注意ください。(平成20年5月発売時点)
で、実は1本目のときは鉄コレ動力をそのまま使用しましたが、一部機器が台車に干渉して移動し捲くったのです。(記事には書き損ねている)
そう。
考えられることはただひとつ。
キット指定の台車距離と、鉄コレ動力の台車距離は異なり、鉄コレ動力の台車距離が短くて床下機器が収まりきらない。
んです。
このキット組んでいるみなさーん!
なんで誰もブログかなんかに書いてないんでしょう?
こんなに違います。
結構違いますので採寸しましたら・・・。
鉄コレ動力台車間距離(ボギーセンター)81mm
(12m、15m、18mについては公式距離が明示されていません。)
http://www.tomytec.co.jp/hobby/tetsudou/unit-01.html
700型の台車間距離(ボギーセンター)83mm
その差2mm。
さぁ、ストレッチかぁ???
でも、
18m級は両軸動力なんで
このプロペラシャフトを延長しなければなりません。
その長さ
軸長23mm、軸径1mmでした。
鉄コレ動力ユニット延長ストレッチは2例していますが、いままでは15m級の日動力側台枠を継ぎ足しただけで、動力の機能はいじっておらんのです。
プロペラシャフトは軟質樹脂製で、どう見ても接着不能です。
仮にシャフトを延長して、ほんの少しでも歪ませたら、ぶれてスムーズな動きは必ず轟沈します。
実は京急700型のときに気が付いていたのです。
が、あっちは4連です。
結構重量があります。
牽引力が必要なので、スムーズな動きを優先して動力は触りませんでした。
今回は2連です。
2連での片軸駆動は適度な性能で良いと実証済みです。
4連時にはどうせどっちも動力を仕込めばいいのです。
迷う・・・。
迷うぞ・・・・。
ちなみにストレッチ長2mmをそのままシャフト伸ばさずに使うことも無理があるような無いような・・・。
迷うぞ・・・。
さて、どうしたもんか。
↑やっぱり曲者キットであった。
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