二次試作がやってきました。
ここからが本当の地獄な気がします。
なんせ実費が掛かってきておるんですからww
あと最後にもう一度3次試作をやって、ホンチャンに行くわけです。
スケジュール的には
今回の試作組をまずやります。
エラーをここで完全に洗い出します。
で、前面が出来てくるのを待ちます。
前面原型だけで、6万円相当はするらしいです。
あっはっは。
3D設計できればもう少しお安くなるんですが、3Dはさすがに出来ないんで、3面図を立体に起こしていただき、原型を葺く事になります。
原型って「銀」らしいです。
貴金属じゃないですか!!!
この銀がお高い。
実は、これ以前にロストにするか、ホワイトメタルにするかの判断をします。
実際は今回メタルにするんですけど。
ロストとメタルでは収縮率が異なることから、原型の大きさが異なるそうです。
ロストの方が小さくなってしまうんですって。
さて、今回設計どおりに行ったのですが、依頼先から提案というか質問がありまして。
「車体渡りがまだ若干大きいのではないか?」
というものでした。
結局、相談の結果、
屋根肩を9mm直径のものと1.2mm直径の2通りの曲げをしていただきました。
希望は9mmの曲げですが、そうすると若干幅は広かったとのこと。
なので、幅優先で曲げていただいた1.2mmで試作組をすることにしました。
開始です。
このキットの最大の手間部分は客ドアです。
折り曲げて
半田しました。
実はエラー一つ目。
ドア下の部分。
折り曲げて靴刷りを表現しようとしたんですが、不都合があり。
折り曲げを諦めることに。
だから
この切れた部品から
靴摺りを取り外して、これだけで取り付けることにしました。
ちょっと小さいですけどね。
で、先に
これらの補助部品から
ドアHゴムを切り出します。
この状態から
当て込みます。
このHゴム部品は、完全塗装後に行うのが本番の作業です。
今回は最初に半田しました。
完全塗装してから、灰色に塗ったこのHゴム部品を接着すると、簡単に誰でもシャープなHゴムになるという構造です。
ここでエラー二個目。
4箇所のドアのうち、3箇所の客ドア窓が0.2mm程度ずれておりました。
写真は合っている一箇所です。
どこでズレたんか。
簡単に図面直せますけれどもね。
乗務員扉と靴刷りを
半田しました。
構想どおり進んでいます。
ドアの引っ込み具合はもう自分の理想通りで感動です。
乗務員扉もツライチです。
この部分がこのキット最大の山場であり見せ所になりそうです。
見えにくいですが。4枚重ねのドア回りはキットとしては異例かもしれません。
あとの具合は最高に良いです。
で、下回りはご勝手ですが、一応の推奨として
トミックスの17系DCの床下を推奨します。
とはいってもとはいっても、定鉄は床下排煙なのでこのモールドでも厳密には正しくありません。
台車は
こんな台車です。
DT22に近似のようで角ばっているところが異なります。
キハ20系床下で我慢すれば、台車はポン付けです。
被せてみました。
仮です。
17系と連結してみたり
20系と連結してみたり。
うん。
20系より狭く
10系より若干広い・・・・このなんともいえぬ姿にします。
そうすると
屋根が深くなりますので、やはり車体渡りは詰めんばなりません。
以上3箇所のミスと部品組変えによる変更が待っています。
ただし、今度は前面が出来てからの最終変更ですので、作業はしばらくありません。
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