某首都圏方面より黒猫が
荷物を置いて行きました。
中身。
手紙もなく。
何かのキットということは知っていた。
「テスト組みしてデバッグして」
という依頼。
なんで2011なのかは知らないが。
JNMA用キットのテスト組です。
見本はある。
が、こっちは真鍮で吹いており、「ヘロヘロ」なんでステンレスで作った。
とドヤ顔です。
トロQ。
確かにヘロヘロです。
テスト組を依頼されたのはこういうふうに作者すら巧く行ったか良く判らないからだと思います。
テント表現らしい。
しかし。
凄く嫌な予感のする部品がずらっと。
手すりはただの板切れをフリー位置に貼るの?
うは・・・。
電話する。
「なんだあれ」
「紙でルーフィングしてちょ」
「正気?」
「正気だとも」
真鍮テスト組は柔らかく、ヘロっヘロになったそうだ。
なにこれ?
「椅子と机だよ~ん」
マジか。
このくぼみ全部にハンダしろと簡単に宣った。
妻面。
さて、やってみるか。
刃を入れる。
「切れない」
ステンレスにするともっと細く薄い繋ぎじゃないと、全く歯がたたないです。
「カットできねぇ・・・」
「え?できたよ」
「そら真鍮だからじゃ!」
「あーあー」
爪切りも歯が立たない!
ディスクサンダーでやったら壊しそう。
こんなゲートいっぱいはとてもカットできない・・・。
裏からディスクサンダーでゲートを薄くしてカッターで刃を入れることで何とかやりますが、
ゲート全部。ココ修正してね。
カットできないよ。
ゲート薄くした図。
それでも硬くて苦戦する図。
歪む。
凹む。
で、こんな板の上で
重ねてはんだする。
何故かって?
2枚上のムカデさんを曲げて半田しないとならないの。
リブの角度をそうやって表現して、裏に貫通するの。
半田。
また薄くする作業。
カットしていく。
裏にもう一枚足すのでそれもハンダメッキ。
抑えながら半田。
半田半田。
凄く苦労して切り取ったヒゲのようなもの。
縁にはんだ。
さらに
凄く小さい部品を山折り。
半田。
妻面完成の図。
ここにこうなる予定。
↑ということで。