だんだんと更新頻度が今までになく減ってきまして。
荷物が届きました。
友人でもあるKitcheNさんですが。
今回は露骨に。
ても、考えてみればもう20年近くお付き合いがあるので。
なんでっしゃろ。
ぬお。
以前に話は聞いていたんですが・・・。
大阪市交通局50系のキットが上がったんですね。
てか
あ。
試作ショットだ。
いつもどおり、型屋さんとのバトルの痕が・・・。
見えにくいですが、このショットはまだミーリングの跡がくっきりあるのです。
つまりは縞々模様。
面出し削りは型もフライスで行いますから、当然、縞々模様が「最初は」あります。
これをコンパウンド等で磨いて面の綺麗な型になっていくんですよね。
型くずれを起こしている部分にもチェックが入っています。
ミーリングが・・・
左右の側面で走り方が異なっており、これも苦労しているなぁ。。。
型屋さんは「3D設計図面の通りにはなかなか掘ってくれない」ことも多いのです。
キッチンさんの今までのキットの話での激闘振りは聞いておりますので、今回もかなり戦った痕が見えます。
床下機器。
チョットの工夫で鉄コレ動力にハマるように出来ているのは前作と同じです。
台車。
なんとダミー車輪。
トータルキット・・・ではあります。
ディスプレーモデルとしての。
もちろん、このダミーを使うことは少ないでしょう。
T台車には営団丸ノ内線の台車を使うと良いと書かれています。
実はもう一組ありまして。
左がテストショット。
右が研磨後のショットです。
かなり修正がされています。
ここも良くできています。
縞模様はありません。
実は前面二種類、妻面二種類あります。
じつに「らしい」キット構成です。
連結器は、まぁぶっちゃけお世辞にも繊細ではありません。
(言っちゃった言っちゃった)
その代わり、TN用胴受けが別に用意されており、ある意味「割り切りとこだわり」の両側面があるキッチンらしい設計思想です。
これが試作ショットの型割。
これが量産ショットの型割。
何故か割が全く異なります。
これも激闘の痕らしいのです。
型屋さんは「型のために最善」を尽くします。
しかしそれが必ずしも「モデルとして最適な最善」にならないことがあるのですよね。
モデル専門の金型屋さん、しかも鉄道に熟れたり知識があるならいいでしょうがそうとも限りません。
そんな金型屋さんは日本に何名居るかという・・・。
こうしたところも、実に難しい課題があると聴きます。
とりあえず。
いきなりやってみます。
カット!
ついヘッドライトなどの穴を開けました。
ヘッドライトは1.2mm
テールライトは0.7mmです。
ついつい組みたくなります。
ぱぱあぱぁ!
車体枠には非常にすんなり行きます
それでもこの部分の雨樋は、ちょっと「ずれ」が残ったようですが、大したことではありません。
板キットとしては余り大きな問題ではありません。
でも悔しかっただろうなぁ。
※ここ修正するかも知れないようです
ここはGM113系と同じ事になりました。
丁寧に仕上げてあげましょう。
側面をチョット削るだけで済むか、妻側にチョット盛りましょう。
合い自体はとてもいいのです。
あとはこの樹脂の注入口。
ここが出っ張っている部分があり、ソコを削ってやると屋根がフィットします。
妻側の雨樋が盛り上がっており、削ってしまおうと思いましたが
あっぶね!
ディテールでした(^_^;)
綺麗に組めました。
てか簡単に組めます。
床下はこの様なものです。
GMっぽい床板に、この様に貼り付けます。
この様に位置決めします。
ダミー台車を
鉄コレ動力に貼りつけられそうなリレーフを
とりあえずチョン付けして接着してみました。
普通には使わかないかもですね!
屋根モニターも貼り付けました。
ぴったりです。
OK
できました!
実に良い感じです。
アンテナ類未取り付けですけど
個人的には100型とか900型とかが好みでしたが、50型もなかなか均整のとれたスタイルです。
さすがにこれ以上の作業は今は無理なので、あとはキットを実際見てください。
あ、そうそう。ドア窓がHゴムになり雨樋が下がった側面タイプもあります。
↑もっと見たい部分があればリクエストいただければ何とか映します。
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