やっと「HO旧型モデルのサンキョーMCR3B00モーター化・オーラスの3台目」。
エンドウ製のEF81です。
立派なインサイドギアがやはりでーんっと鎮座しています。
てか16番機関車でインサイドしかまだ見たことがりません。
台車間を繋いでいるバネを切ります。
いや、外すだけです。
またしても配線は結線ハンダです。
コネクターとか考えないんだねぇ・・・。
コネクターが手持ちにないから今回も結線かと思うとチョット心が重い。
分離できないってすごく面倒です。
エンドウのEF81はスカート部分が車体接合で、中心部の駆動ユニットがボロっと外れる構造でした。
コレが今在でのEF64たちと異なる点です。
みごとにハンダ結線。
それをすべて外します。
このギア側のモーター指示ネジが外れにくいと言うか狭いんです。
EF64にも言えることですが・・・。
結果ネジ頭が無理抜きになります。
ごろーーーん・・・・。
台車はこのモデルについては全て絶縁してあります。
64-0は片側だけでしたので、車体に+か-の電気が流れていることになり、考えてみればあまり好ましく有りません。(方栓使いのようにすれば金属連結器を通じて重連導線するんでしょうが、あまりにやり方がよくありません。)
64-0はあとで車体絶縁したほうがよいかなぁ。
今回はフレーム構造&台車構造がモーター取り付けする際に台車を外せるので(モータ積んでから台車をネジ止めしやすい)、台車を外して作業できます。
外しました。
馬履かせれば台検姿に見えます。
さーって、ハンダでギアを取ろうと・・・あれ。
ギアはこちら圧入でした。
ただ、片方がスッカスカに回ります。
あまり制度の良くない圧入だったのでしょうか。
走らないわけです。
ラジオペンチで力を入れずにテコ要領で少しづつギアを抜きます。
傷つけないように。
片方は指でシゴクだけで取れました。
圧入はチョット今回のケースはあまり良く有りません。
Nなら圧入が当たり前でウォームをハンダするなんてワールド工芸の一部くらいなのにね。
オレンジベージュのギアを使って見よっかなぁ・・・。
あ。
ピッチが全然違った。
小型のヘリカルギアにするとギア比が上がって高速になりすぎるよなぁ・・・。
しかも64-1000の惰性で見えたようにモータートルクに一部不安ありなら機関車として成立せんとなったら不味い。
今回使用をパス。
オレンジベージュのギアはウォーム当たりのギアがちゃんとヘリカルギアなので静粛性に期待できたんだけどなぁ。
それでもMPヘリカル角度の半分くらいだけど。
これまでの機関車のインサイドは尽く角度の浅いヘリカルなのでほとんどスパーギアだね。
ギア角度がもっと寝せれば音が静になるように思うんだけど・・・?
なんで当時はこのスパーギアに近い角度がもてはやされたんだろう?
MPギアは静かでヨイヨイというけど、結局角度の緩やかなヘリカルギア採用の力が大きいと思うのよね。
インサイドギアでも後部伝動含めて角度のあるヘリカルだけで作ったギアって無いかなぁ。
ちなみに遊びで作った
こやつは、ウォームがプラというのが静粛性のポイントだと思うのね。
ちなみにこのギアもネットでようやく見つけました。
「Power's _ウォームギヤセット」
僅か170円のものでした。
ラジコン関係の模型店で見つけられるようです。
今回は持ち主の若旦那が「インサイドの大きな音は気に入っている」というので無理に交換しません。
スパーギアに限りなく近い微妙なヘリカルギア。
リレーフを外し・・・
ネジを入れます。
こちらSideが無理入れになります。
よっこいしょっ!
モーター軸は15mmにカットします。
厳密にはあとで解ったのですが15.5が一番当たりがヨイヨイです。
外径2.4mm内径2.0mmのエコーのパイプをカットして
ブッ挿す。
圧入だっただけにしゃきっと入ります。
少量の半田します。
ここ、思い切ってフラックスです。
錆びるじゃん!ということですが、軸だけあとで綺麗に洗剤と流水で洗いつくします。
そのほうがきちんとハンダ出来るもん。
セッティングします。
このパイプが省力化に大いに役立っています。
ワムさんありがとう。
てか旧型開放モーターの缶モーター交換セットってあってもいいように思えるんですけどね。
こんなに3台3メーカーで汎用的に交換できるなら。
秋葉原・日暮里・札幌・・・3箇所の店で買って組み合わせるだけでいいといえばいいですが、札幌ではネジ以外どれもまず買えないものばかりです。
地方はそんなもんですよね・・・。
東京だけで考えて動けて買えるなんてずるい。
そりゃ16番人口が減るはずだ・・・
だって全く判らんもん。見ない限り。
変なことを言うようですが、エコーさんとかワムさんとか・・・日光さんとかスパイクモデルさんアダチさんとか珊瑚さんとか・・・はHOや16番では非常に重要な位置にいるんですよね。
ただ、規模的には零細さんのスタイルであることも事実。
エンドウやカツミも平たく言うと中小企業ですものね。
確かに、その店々がネットを駆使して(流通なんてもう乗る規模じゃないから)きちんと平面展開できるかというと其れすら危うい。
でも何とかして欲しいところだなぁ・・・。
何処かが仲介して全部品扱うなんて無理だし、IMONさんが其れをやりかけていますが規模の割に在庫リスクってものすごすぎてとても事業にならないでしょう。
規模がミニマムなのに全て仕入れて在庫するなんて無理だもの。
問屋すら無理になっているんだし。
共同通販サイトで、一覧統一なんて出来ればいいのにね。
各位在庫でなら可能でしょうけど・・・まぁ、その・・・夢物語か。
16番の工作部品そのものがもう先が見えてんのかなぁ・・・。
東京だけで店主一代だけでやってもいけないように感じます。
(フクシマさんとか乗工社さんとかみるにつけ)
たとえば、こうしてド素人が東京に急々行って模型屋見て、見たことない世界に驚くでしょ。
当然ある程度エキサイトするわけです。
「アレも欲しいコレも欲しい」
でも、どのお店でも「なんであんたそんなに興奮してんの?」ということになります。(今まで百発百中)
でも、カウンターの奥の部品引き出しの品名メモひとつ見(え)ても
「へぇ、こんな部品があるんだァ・・・!!」
となる。
もう、店に引き出し全てが宝の山に見えるわけです。
訳解らないけど、イマジネーションが店内で暴発するんですね。
でも、
「パーツ?言えば出すよ?」という流れもまた事実。
ただ、知らないものは言えない。
知らないからいちいち聞くことになる。
本当にネジ一本、ワッシャー一本解らないから聞くことになる。
聞いているうちに「そんなのもあるんだ!こんなのもあるんだ!わーーーーー」
となっていく。
で、数分後には・・・
「迷惑だろうなぁ」ということで臆するようになる。
そらウザいわなぁ・・・。
モデラーたるもの、パーツ一個からモヤモヤと形になる姿想像して芋蔓式にアレもコレもになるのは仕方が無いことでしょ・・・?
とっても難しいのよ、16番。
「なんだこいつ・・・?」
という目も気になるようになる。
ほぼ間違いなく。(いや、100%そうだ・・・)
そら、一見が色々悶々と始めるのは気持ち悪い以外ないもんね。
このギャップたるや物凄いものでありまして。
高い壁なのですよね。地方田舎人にとっては。
だからこのように「たかがインサイドギア、レガシィなインサイドギア」にやたら興奮して手を動かす阿呆が発生する訳ですよ。
在京16番ファンからは「こいつアホか」
と冷ややかに見られるのは承知之助ですけどね。
インサイド一つ「鉄道模型って愉しいなぁ」と思えちゃうんだもの。
ディテールなんてどうでもよく「走るって愉しい」になるんだもの。
「てすり?どーでもいいじゃんww」って気分にもなるんだもの。
たまたま東京に行くことが多くてこういう事になりましたが、
札幌のままでは「なにそれ美味しいの?ああ、知ってる。化石動力だよね?」で知ったかで終わるしかないんですもの。
触ると・・・面白いよぅ・・・( ;∀;)
あ・・・さて。
通電。
そこそこの音と共に良く動きます。
良い感じに動きます。
インサイド独特のギア音もなるのは仕方がありません。
主にウォームから来るのは解っております。
オイルレスメタルには軽く油を入れておきましょう。
ハンダして熱が掛かっていますからオイルが蒸発しやすいですね。
とりあえず今日はここまでです。
一気に組み付けまでは時間切れで眠たいです。
外してきたモーター。
どれもレガシィな逸品です。
もちろん?型式なんぞ知るはずもありません。
(カツミのDV18・・・?とか聞くのはコレでしょうか?)
大電流大消費モーターよさようなら( ´∀`)/~~
↑ラストスパート。そろそろN仲間がイラついているようなんでw
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