葛飾北斎の弟子、露木氏が、ある日 こう言った‥、
「筆が思うように はこばず 絵師になろうと思っているが、 どうも無理かも知れない‥」
北斎の娘、阿栄(おえい)は、そのあと こう返したと言う、
「父は幼い頃から80いくつになるまで、毎日、筆をとらなかったことはない、それなのに先日、みずから腕組をして‥、俺は実際、ねこ一匹も描けない‥、と涙を流し 絵が思うように描けないことを嘆いていたのょ
自分が、およばないと 捨てばちになる時は、まさにその道が上達するときなのよ」と言ったそうです。
阿栄の傍らにいた、北斎は、「本当にそうだ、」と言った。。。
露木氏が、北斎の家の様子を描いた絵が、こちら↓
左:阿栄 布団にくるまって筆をとってるのが晩年の北斎
我が家の w受験生
ふたりとも、よくがんばっているなか、
「あぁ、高校受かるかな‥」とか、
「(大学受験)数学むずすぎるなぁ‥」とか、口にだしたりします
いわゆる、、
自分が、およばないなぁ‥、って なるときで
その道が上達するときになるのか否かの、わかれ道。
あれと、これとで、北斎が、受験生のいる我が家に つながりました(笑)
すみだ北斎美術館(4F常設展示にて 晩年の北斎と娘、阿栄さんが↓↓いました)
北斎の顔や手元が、微妙に動きます 北斎がすぐそこにいるみたいでリアルでした(とてもいいお顔)
北斎美術館 つづく‥、、、