仕事と家庭の融合というエッセイが新聞記事にあった。お父さんのヘリコプター設計技師としての仕事を見ながら育ったから空へ憧れがあり、ボーイングに勤めることになったという話である。最近TVでお母さんと子どもがお父さんの会社に行き、会社説明を受けた後お父さんを含め家族で定時に帰社する様子を放映していた。昔は農業や家内営業が多く、お父さんの働く仕事姿を見て育ったが今は会社と家庭とが全く分離しているから融合の必要性があるのかもしれない。それは子どもにとってニートにさせない一つの方法かもしれない。日本のようにただ単にある年頃になるとおやつや玩具を自分の管理で買い物をさせるのではなく、外国ではお小遣いは芝刈り、食器洗い、お風呂洗い等お手伝いをすることで与えると言う。働いてこそお金が得られる体験をさせる。一方、お父さんはどうであろうか?。仕事を家庭に持ち込むことは心が休まらない人もいるのではないか。特に会社の携帯電話を持たされている人にはそれが言える。せめて家庭だけは仕事を忘れてのんびりしたいと思う。では、お母さんはどうであろうか?。仕事とは家事であり、家庭内のそのものである。仕事を忘れてのんびりなんて出来ないのである。それが毎日であり、自分で言うのもなんですが、意外に負担が大きいのかもしれない。
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