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ためしてガッテン~目に不快感を感じたら〔→通常の目薬では治らない〕
☆ドライアイは下まぶた内側に溜まっている涙液がまばたきで上側に持ち上げられて目を覆い、目の乾燥が改善される。しかし、それで解決しない老人のケースがある。老化により60代以上の98%は大なり小なり下側の結膜(ジェル状のもの)が伸びて垂れ、余った部分が下まぶたに出てくるため涙液が溜まらなくなる。、ひどい場合はそのまま頬をつたって流れ落ちる。何故そうなるかは何十年も生きていると下側の結膜は眼球(黒目)が上に回転したときに伸び次第に弾力性が無くなるからである。通常、上のものを見るときは顔自体を上に向けるため眼球は上には回らない。黒目が上を向くのはまばたきをしたとき、寝ているとき、キスをしたとき、くしゃみをしたとき、重いものを持ち上げるとき等閉眼したときである。これはベル現象といって黒目部分を保護するためと言われている。伸びた結膜が摩擦等で剥離し、下まぶたに持ち上げられ、涙点(涙液量を管理し余分な涙を鼻へ流す口)を塞いでしまい、目に不快感が出てくる。ひどくなれば結膜弛緩症となり、伸びた結膜を切り取る手術をする(30分以内)か、人工涙液、ヒアルロン酸(涙を広げる)、抗炎症薬(充血)の目薬で対処する。
☆若い人にも目に不快感を持つ病気がある。特に漁師、沖縄県民に多い。目の白い部分に誰しもシミが出てくる。シミと言えば紫外線であり、それが原因である。紫外線が多いのは昼時であり、帽子を被るなどして皮膚に当たるのを防ぐ。また、農作業や漁業では朝、夕方に仕事をするようにしている。この朝、夕方には太陽光は横から浴びることになり、眼球の外側部分がレンズとなって目頭のある一点に紫外線が集中する(他に比べ20倍も)。そのシミが黒目の方に伸びてきて黒目を覆い失明することもある。伸びるシミを翼状片と言う。横から紫外線が入らぬようツバ広の麦わら帽子、横側もカバーしたサングラスで対策する。