市立舟橋高校1年生湯浅賢哉君は全国中学生大会で1、2年生で優勝した男子体操界の逸材です。でも、身体の成長に体力がついていけず、その後悩んでいます。そこに2004年アテネ・オリンピックであん馬で銅メダルの鹿島丈博さんがあん馬を指導します。湯浅君の演技をジッと見守る。失敗しても何も言わない。出来なくてふて腐れたり、悩んだりしていても何も言わない。それで1日が過ぎた。次の日は上から、横から、斜めからのTVカメラを入れて湯浅君の競技を撮る。そして理詰めで湯浅君の欠点の最重要ポイントを一つだけ言う。身体を上向きにしてあん馬を越える動作で左手が把手(ポメル)より離れているので身体が持ち上がらない。10cm近づけて左手を置くと上手く越えられると指導する。湯浅君はすぐ実践してみる。上手くあん馬を越えられた。やはりすぐ出来るところが素晴らしい。何回も何回も練習して身体に覚えこなさねばならないよと付け加えた。湯浅君は第2回世界ユースオリンピックで得意種目の平行棒で6位と失敗したので鹿島さんに大きな大会で度胸をつける方法を尋ねた。鹿島さんは練習しかないよ。大きな大会でも練習を積み重ねていれば平常心で迎えることが出来る。練習の時に大会でやっているんだと思ってやりなさいと言うことでした。人間、楽な方に楽な方に流れて結果だけを求めてしまう。日頃の、その少しの違い(10cmの差)が大きいと言うことのようです。~これは2週間前NHK・TVめざせ!2020年のオリンピアンを見て感じたことです。
今日の夕食は、
◆鯛の刺身 ◆長芋の煮物 ◆イカの柚子味噌和え ◆茶わん蒸し ◆ご飯
~ 茶わん蒸しの器は京都高台寺へ行ったときに購入したもの(中谷陶器店で) ~