家人がテニスをしている時に消防車がサイレンと鐘を鳴らしてテニス場の北側を西から東に向かって何台も通り過ぎているようだった。Tさんが黒い煙に気付いて、多分あそこが火災現場だろうと言う。それでテニスは一時中断してその方角を見ていたら、家人は家のことが心配になってきた。私がパンを買いに9時過ぎに出掛けるからと言ったものだから家が留守になっているのでもしやと思ったらしい。黒い煙の場所は遠くから見るとなかなか特定が難しいからです。今までの経験では遠くだと思っていたら近くだったり、近くだと思っていたら遠くの方だったりで検討が付かないことを思い知らされている。それでテニスを再開しても気持ちが別の所に行って集中出来なかったと言う。テニスを終えて帰るときにTさんが場所を見に行こうと言うのでOさんと仕方なく付いて行った。他人の不幸を見るのは好きではないが、場所的には意外にテニス場から近い場所であった。家人は家に帰って来て私に一部始終を話して安心したようだった。心配性の家人はちょっとしたことでも深く思いを巡らして心配する。気が小さいと言うべきか、思慮深いと言うべきか、心根が優しいと言うべきか。
◆鯛のアボガドソース ◆茄子の甘辛炒め ◆土手煮 ◆ゆば汁 ◆ご飯
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