郡保家の一日

極く有りふれた家庭です。その生活の一端を記録していきたいと思います。

韜晦〔とうかい〕

2022年03月07日 | 日記

 おじいさんテニスのTさんが超一流大学工学部卒であることを7年過ぎて初めて知ったと家人が私に告げた。いつもバカなことを言って笑わせる人だから少し信じられないけれどTさんの友達のOさんも肯定したのでそれは確かで、人は見掛けに寄らない。TさんとOさんの奥さん同士が大の仲良しらしい。家人は人付き合いは広く、浅く、長くが一番だと考えているので深く立ち入ることを避けてきたから初めて知るのも当然かもと思う。超一流大学工学部卒だから偉いとか言うのではなく、日頃の話しとのギャップに驚いたということと、勉強を日頃から隠れて努力をされたことを聞き、テニスが上手なのも隠れて練習されてきたのだろうなと家人は思ったそうです。
韜晦とは自分の才能、地位、形跡(人の行い、事件などをとどめるもの)を誤魔化して分からなくすることを言いますが、自らの意思でそうすることもあり、時がそうすすることもあります。そしてその両方が合わさってそうなることもあります。「昔のことを言っても詮ないこと」と今を生きる人もあれば「実るほど頭を垂れる稲穂かな」と関係なしに丁寧に生きる人もいる。どちらにしても今を大事にすることだと思います。

 今日の夕食は、


 ◆ビーフシチュー ◆鰯の梅肉揚げ ◆サラダ ◆カリフラワーのチーズココット ◆ご飯
   ~  ~

  追記: 「韜晦」≒「能ある鷹は爪を隠す」
   :    隠す ⇔ やたら見せびらかさない の差がありますが、ほぼ同じ意味


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