真夜中、風が強く、風と木々のすれる音がして家人は起きたと言う。雨が久しぶりに降ってくれるのはよいのですが、降りすぎるのも恐い。私も朝4時頃から一日、台風が早く過ぎてくれることを願っていましたが時速15kmとママチャリ並みにのろのろと進んで行きますからいらいらします。でも、この地域に大きな被害が今のところなく通り過ぎてくれたので安堵しました。家人は旅行に持って行くお姉さんの写真を探していましたが、ありません。どうしたのかなと私に訊〔き〕いてきました。5年前にお義姉にお会いしたときに「お姉さんの若いときのこんな写真が出てきました」と家人が渡したように思うと答えました。家人も「そうかな」と半信半疑ながら受け容れ、記憶にはないけれど、そうかも知れないと情景が頭に浮かんだようでその後は探すのを止めました。私はそうは言ったものの、別の場所を探すと写真が出てきました。それで家人に渡しましたら「えぇ、どこから」と尋ねるのでありのまま答えると写真があってよかったと喜んでくれました。
秋のお彼岸ではありませんが、おはぎを作り、仏壇にお供えして両親を思ってお経を読みました。時間をあけ、家人は家人でお経を読んでいました。多分、お義姉さんのことを思ってだと私は思いました。





◆鯛の酒蒸し ◆レンコンきんぴら ◆ほうれん草の胡桃和え・ミョウガ寿司 ◆焼きなすの味噌汁
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