家人はこの四月までメガネを掛けずに新聞が読めたのに眼の手術以降だんだんと小さな字が見えなくなって老眼鏡を作りました。けれど、今まで見えていたので老眼鏡を掛けるとそれに慣れてメガネ無しでは生活が出来なくなることを危惧したのか、家人は新聞を読むときも出来るだけメガネを掛けようとせず、一生懸命に目を凝〔こ〕らして読もうとしています。でも、なかなかスムーズに読めないようで仕方なくメガネを掛けます。私から言えば無駄な抵抗はよせばいいのにと思う。私は抵抗なく老眼鏡を掛けますから。その違いは家人は老いても裸眼で新聞を読めたことを自分の若さの誇りとしていましたから、その誇りを失うことが自分にとって辛いことなのでしょう。私はそんな誇りはとっくの昔に埃〔ほこり〕としてさっさと捨ててしまいました。家人はうじうじとまだ持っていますが、今までの目によく働いてくれてありがとうと感謝するほうが良いように私は思います。多分おいおい、そういう気持ちになっていくのでしょう。それだけ家人の衝撃が大きかったとも言えます。~ いつまでも あると思うな 若さかな ~ ですね!?
◆鶏モモ肉の塩焼き ◆かぼちゃのそぼろ餡 ◆おからサラダ ◆かす汁 ◆ご飯
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