鋸〔のこぎり〕

　家人がテニスを終えてからの昼前から裏庭の百日紅〔さるすべり〕と楓〔かえで〕の剪定を始めてくれていた。楓は晩秋が見頃になるのに家の楓は栄養が足りないせいか、それとも水遣りなどの手入れが悪いのか、色づきが今一つであるので剪定することにしたと言う。これらの木は夏の西陽を遮〔さえぎ〕ってくれていたが、もう陽も柔らかくなったので役割を果たしてくれたのも剪定をする理由の一つである。黙々と家人が一人でやってくれ、５時までかかっていた。もう何十年も使っている鋸は目に木クズが溜まって切れないらしい。昔は金物屋で鋸の目を研いでくれていたがもう、そんな細かい作業をする店はない。今は鋸は使い捨ての時代だが家人にはこの鋸に愛着があり、捨てられないらしい。

　今日の夕食は、


　◆豚肩ロースのソティ、トマトソース　◆大根サラダ　◆野菜スープ　◆バジルフェットチーネ
　　　～　ご飯 は食べませんでした　～

ＩＨ用土鍋を

　そろそろ冬支度をしなければと考えた。朝、郵便受けへ新聞を取りに外に出ると地面が濡れていたので植木の剪定は止めにした。次に温かいものを食べたいと思うと鍋料理が浮かんだ。今ある土鍋は２人用には大き過ぎるので適当なサイズを毎年、買いたいと思いながら延ばしてきたが今年は思い切って買おうと思った。先日、行った清水焼団地でもメーカー品を買いたいと思ったが持って帰るのが重いので止めにしたが、それと同じものをインターネットで探したがなかった。今日はイオン、平和堂、松坂屋、阪急百貨店に探しに行った。そして気にいったものを松坂屋で見つけることが出来た。念のため、家人に相談するため一度家に帰ることにした。その帰りに風が強く吹いたがこれが今年の木枯らし１号だと知ったのは夕飯後のニュースからであった。明日、松坂屋に私が買いに行くことになった。

　今日の夕食は、


　◆鮪のやまかけ　◆筑前煮　◆ウドのキンピラ　◆オクラのおかか和え　◆蛤の潮汁　◆ご飯
　　　～　三重産の大きな蛤〔はまぐり〕で、貝の模様はそれぞれ違っており、見事に左右対称であると感心しながら食べた。身も美味しかった。煮物も地元野菜で一味も二味も違った？。　～

障子紙張り替え

　私が不注意で２階の和室の障子を破ってしまったので張り替えました。破れにくいプラスティック繊維の入った超強紙を5mm幅の両面テープで貼り付けていきます。昨日、障子を洗っていたので１枚を張るのに３０分くらいを予定していたのですが倍の時間が掛かってしまいました。１枚ごとに要領がわかり、上手になりますが、慣れたころには終わりで半日を費やしました。ラグビーＷ杯日本大会は昨日終わりましたが私はＴＶで観戦しました。日本チームを負かした南アフリカチームを応援しました。初めからイングランドチームを押し気味でそれでも前半は互角の勝負でしたが、後半はトライを奪ってからは相手がガタガタと崩れ、終わってみれば３２対１２で南アフリカチームの圧勝で優勝しました。家人は学生時代に学校のラクビー部に誘われたらしいが入部しなかったらしい。興味があり興奮気味に試合を見て力が入ったのか、夜中に右肩が痛くて寝れなかったようだ。身体の鍛え方が足らないと反省しきりであった。でも、障子の張り替えは手伝ってくれました。

　今日の夕食は、


　◆焼き鳥　◆肉団子の彩り餡かけ　◆なめこのおろし和え　◆つる紫の胡麻和え　◆ご飯
　　　～　　～

泣いた分だけ

　どうしたら笑うことが出来るのだろう。小さなときはすべての事柄がいつも新しい経験でよく泣いたり、笑ったりしたような気がしたけれど、大きくなると笑うことも泣くこともなくなった。それだけ日常での事柄にデジャヴ（déjà v～既視感：実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じる現象である）感覚を持つから感情起伏が無くなるからであろうか。それをも越える大きな辛いことがあって泣いたからその分心が強くなり笑い飛ばし笑えるようになれるのではないだろうか。逆にある意味、今日笑えなかったけれど、それだけ今まで泣かなかった日々を続けられたのだからそれはそれでよかったのではないのかと思う。それは今日も笑えなかった言い訳でしかない。また最初の疑問に戻ってしまった。

　今日の夕食は、



　◆焼き干し鰈　◆鶏肉と蓮根の治部煮　◆ほうれん草の菊花和え　◆長芋のもずく酢　◆茶碗蒸し　◆生麩田楽　◆赤飯
　　　～　嬉しいことがあったわけではないが久しぶりに赤飯を　～

急がない、急がせない

　急いでやるとポカをいつもやることが多い。あることだけに頭が行っていて他のことを考える余裕が失われるからだと思う。子育てだっても他人と比較して他人の子はあれが出来ているのに自分の子は出来ていないとかを思って焦って急がせる。ＴＶで卓球の平野美宇さんのお母さんが美宇の妹さん（中学生）も卓球指導をしていて妹さんはすべてバックで球を打つのですが、普通はフォァで打つのが一般的なのにそれを直そうとしない姿が映し出されていました。妹さんの個性を尊重して、その打ち方が妹さんの個性だとの認識でした。しかし、バックで球を打つことで試合に出てもある程度勝てていたのに段々と全国クラスになると勝てなくなり、フォァで打つことの大切さに妹さんは気付いてフォァの練習も最近は自分からするようになったらしい。お母さんは子どもが自らが気付くまで何も言わずに待っていました。そういう急がない気持ち、急がせない気持ちの大切さを教えられました。Slow and steady wins the race.（ゆっくりと着実な者が〈人生の〉競争に勝つ＝急がば廻れ）

　今日の夕食は、


　◆茄子のミートグラタン　◆南瓜とさつま芋のヨーグルトサラダ　◆大根と柿のサラダ　◆　
　　　～　ご飯は食べませんでした。３時にホットケーキを食べたので。　～