先日のことですが、久しぶりに京都歩きに出かけました。
昨年の「京都検定」3級合格に気をよくして、2級を受験すべく、勉強を続けています。
今回歩いたのは、『新京極』と言われる通りです。
この『新京極』は、明治になって東京へ首都が移った際に、京都がさびれてしまうので、何とか街を盛り上げようと、2代目の知事槙村正直が新しく作った道路だそうです。
明治以前には、豊臣秀吉がお寺を集めて寺町というものが形成されたそうですが、寺社の参道に出店がたくさんあって、にぎわっていたそうです。
その賑わいを何とか活かすことができないかと考えて、参道を横切る形で、隣のお寺とつなげて、一つの道を作ったとのことでした。
京都の台所として知られる「錦通り」。
その突き当りに「錦天満宮」という神社があります。
鳥居がビルの中に入ってしまっているのが有名です。
月曜日の朝で、比較的人通りは少ないはずでしたが、錦のあたりには外国人をはじめ大勢の観光客がおられました。
なぜか、天満宮には牛がつきものです。
立派な牛が出迎えてくれました。
天満宮になぜ牛がいるのかというと、菅原道真がうし年だったとか、死んだ際に埋葬の場所を牛にひかせて決めさせたとか、諸説あるようです。
やはり外国の方が多いようでした。
さて、もう一つ、『新京極』の入り口に、目立たないのですが、小さな寺院があります。
「染殿院」というところです。
空海によって創建されたと言われる古い寺院です。
どこにあるか探さないとわからない寺院で、歩いて通り抜けると2分もかかりません。
ビルの谷間にある、かわいい寺院です。
実際に行ってみないと、わからないことがたくさんあるものですね。
四条通りから、三条通までに、たくさんの寺社や見学ポイントがあって、地図を見ながら、歩きました。
明日に続きます。
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