堤保有つれづれ日記

つれづれに感じること

根川周辺散策

2009年12月05日 | 日記

 曇り空で写真を撮るにはあまり条件は良くないが、初冬の雰囲気が出ればと思い、根川周辺の散策に出かけた。

     

 途中、白鷺がいた。
 白鷺には大きく分けて、ダイサギ、チュウサギ、コサギの三種類がいる。
 コサギはくちばしや脚の色で識別できるが、ダイサギとチュウサギの区別は難しい。
 多分、このサギはダイサギだと思う。間違っていたらごめんなさい・・・・

     

 根川緑道を離れ、北に行くと、立川崖線に至る。
 昔、議員時代に、立川崖線の一部を立川市が買い、緑の保全をと訴えたが、その場所が整備され木製の階段が作られている。

       

 その場所に、中野籐吾氏の「川原に かわらなでしこ 咲くもよし 空をうつして 水澄むも よし」という歌碑がある。

 中野籐吾氏は、多くの短歌を詠まれたと同時に、明星大学の教授として、永年教職に就かれていただけでなく、立川の郷土史の語り部としても有名であった。

     

  詳しく調べたわけではないが、多分「柴崎分水」であろうと思われる、水の流れをさかのぼっていくと、「トマソン」とおぼしき物件に突き当たった。
 ドアから入ろうとすれば、用水路をまたがなければならない。
 またいてまたげない幅ではないが、それでも足元がでこぼこで不安定である。
 「トマソン」にしては、やに新しい扉である。とすると、現在も使われているのか。
 不用門なのか、現役の門なのか不明。

     

 帰り道、皇帝ダリアの咲いているお宅があった。
 その巨大さに驚いた。

     

 昨年、私の家の近所でこの花を初めて見た。名前が分からず、気になっていたが、先日、昭和記念公園に「皇帝大リア」が咲いているという内容のHPがあり、該当のページを見てみると、この花であった。

 メキシコ原産で、木立(こだち)ダリアとも言う。
 11月から12月にかけて花を咲かせる。この季節としては珍しい、宿根草である。
 八重咲きもあるそうだが、まだ見たことはない。