2月12日(土)に泉市民体育館で、第64回市民体育大会の閉会式が行われた。
錦町体育会が大会史上初めての六連覇を果たした。
手元に資料がないのではっきりしないが、五連覇の後一回優勝を逃し今回の六連覇と言う事だと思う。
すなわち、12年間で11回優勝していることとなる。
それぞれの地域は規模や歴史、地理的な条件等があり、一概には言えないが、今言われている地域力の一つの表れではないかと思われる。
そして、それは様々な形として現れる。
昨日行われた会議・放課後子ども教室についてもいえる。
錦町には三小、七小と二つの小学校があるが、共に市内で遜色のない成果を上げている。
立川市において、市民の立場から感じることの一つに、行政のリーダーシップの欠如がある。
私は大分以前から、地方主権と言う事を言い続けた来た。近頃は民主党が言い出してから、地方主権に対する議論が起こり、それを否定する意見もある。
私は、地方主権は単なる狭義の意味での権力だけを問題にするのではなく、人が生きていく上での最も必要な行政単位、すなわち、基礎自治体である市や町、村がどのように運営され経営された行くかの根幹となるものであると考える。
自治体はそこに住む住民が憲法に掲げられた権利を享有しうる状況を具現化する義務がある。
そのための必須の要件が地方主権であると思う。
地域力はその地方主権をいかんなく発揮する上での重要な要素である。
行政は地域力を涵養する義務がある。
3月は予算議会である。財政状況が厳しい中、行政は予算不足を嘆く前に、財政的裏付けが少なくともできる、ソフトの面で、地域力の向上に資する施策、事務事業を行うべきである。
地域力の差は厳然とあると思う、行政はまずその総合的、科学的現状分析を行うべきである。
市が行っている行政評価についても検証していきたい。