青少健の委員長連絡会が主催して管外研修に行た。
目的地は台東区、説明を聞いたのは台東区の生涯学習センター。説明をしてくれたのは台東区の青少年・スポーツ課の職員。
若干気になったのは青少年関係とスポーツ関係が一つの課であること。
両者ともに住民と行政の連携が必要不可欠の部門であり、協働関係が問われる分野。台東区の基本的な考え方を知りたい。
興味を引いたのはセンターの一階に中央図書館があり、その中に池波正太郎記念文庫があったこと。
池波正太郎の作品は暇つぶしに読んでいたが、近頃は、暇もなくなったので少し遠ざかっている。
上野・浅草が池上の故郷だったことは知らなかった。下町を舞台にした小説が多いことは知っていたが台東区との関係については知らなかった。
記念文庫を見たかったが、定休日、残念また来る日まで。
東京で、興味はあるが一番行っていない所は下町かもしれない。仕事や色々な関係で23区に行くことは多いが下町に行っていないと言う事は、多摩とはやはり疎遠な所なのか。
今後機会を作って行ってみたい。
東京にいながら、東京のことはあまり知らない。
地方に行くと、必ず日の出とともにの起き、ホテルの傍を散策した。歩き回ることにより地域の生活が実感できた。
歩き回り、それなりの成果を上げるためには若干の知識が必要である。
そこで、その手がかりの一つにと思い、毎日新聞に連載されたものの一部をまとめた赤瀬川源平の「散歩の学校」を買ってある。
それを手掛かりに、出かけてみたい。
帰りに「スカイツリ-」を見学した。東武線の業平橋駅前にあることは知らなかった。
スカイツリ-が話題になりだしたころから、とてつもなく高いものだと言う事ぐらいしか知らず、あまり興味はなかった。
従って、知識もほとんどない。
台東区生涯学習センターのロビーに「MASK]と題する彫刻があった。作者は澄川喜一。
現職の頃彫刻のあるまちづくり推進したころから、目についた作品は写真に撮り、ネットで調べる習慣が身についてきている。
その例にもれず、調べたら、意外な結果が出た。
澄川喜一の名前も作品も今日が初めて、しかし、著名な彫刻家であり、すぐれた作品も数多くある。
一番驚いたのは、スカイツリーのデザイン監修も行っていると言う事。
「MASK] 澄川 喜一
スカイツリ-の根元に業平橋駅のホーム、古い小さな駅、これもいずれ変わるだろう。