びっくりしました! 今日9月5日水曜日の朝のことです。 紅太郎のサッカーボール遊びをカメラに撮ろうと庭におりたら、紅太郎がしきりに何かを気にしている様子・・・・
「 なんだ、なんだ~」
玄関の方に来て、と私を誘うので行ってみると、
「あっ、わんちゃんだ。しかも一人で。」 「 ねっね。」
迷い犬かしら、と心配していると、ありゃま~、上がってきます。(とことこ)
「か、かわいい!! お家のひとはどうしたの?」
今朝出すはずだったペットボトルの袋をはさんで紅太郎とその子の対面です。
どうしたらいい?この子を保護するにはどうしたらいい? まず、紅太郎を家の中に入れて・・と頭の中でぐるぐる考えていると、突然
紅太郎 「わおん、わおん!」
その子はぴゅ~~~と階段を駆け下りて、立って挨拶すると坂道を下って行ってしまいました。
紅母 「 紅太郎! どうしてあの子はぴゅ~って走って行っちゃったの!?」
紅太郎「 え~と。それはぼくがわおんわおんと吠えたからです。」
紅母 「 あんなに小さくて大人しそうな子驚かしちゃだめじゃない。」
紅太郎 「 げめんなさい。 番犬の血にあらがえなくて。」
そうなんですよね~。 紅太郎は少しも悪くない。 ああ、でももう少しあの場所に引き留めておけたら保護できたのに・・・この後すぐ紅太郎を家の中に入れ、おやつのジャーキーを持って探しに行ったのですがご近所の方に聞いても見かけなかったとのこと・・無事にお家に帰れたかな~。
以前、紅母の後追いをして紅太郎が一人で出てしまい、帰宅して彼のいないことに気づいた紅母はパニックに! 半分泣きながら団地の散歩コースを探し回り、公園に車を止め、遊んでいる子供達に尋ね、大声で名前を叫び、やっと心当たりのある方が教えて下さった場所に行くと、親切なご近所の方がそばについていて下さっていました。聞くとその方がホームセンターに行くときから帰って来るまで紅太郎はずっと同じ場所にしっぽを垂れて立ちすくんでいたそうです。前にも進めず、後ろにも帰れずどんなに不安いっぱいだったことでしょう。名前も名乗られなかったあの時の方に心から感謝すると共に、同じように心配していらっしゃるご家族のもとにあのわんちゃんが無事帰れたことをお祈りするばかりです。