門前の小僧

能狂言・茶道・俳句・武士道・日本庭園・禅・仏教などのブログ

イケメンの武士画像 (明治維新頃)

2016-03-29 19:54:39 | 武士道
面白いサイトを見つけたので、シェアしましょう。

幕末ごろの武士たちの画像集。ただし「超イケメン」のみ!




■Y氏は暇人

http://y-ta.net/bakumatsu-handsome-men/




冒頭の土佐の医者はまるで木村拓哉さん。

土方歳三や勝海舟がイケメンなのは有名ですが、

植木枝盛や東郷平八郎なんかは、まるで今の俳優みたいですねえ。

出世するためには、男もまず「顔」なんでしょうか?
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本当の『葉隠』

2016-03-28 18:13:24 | 武士道
『葉隠』の面白さのわからない人とは、腹を割って話ができないかも。
滅私奉公や、軍国主義などというものともっとも縁遠い世界なんです。
『葉隠』を全文読み、理解したうえで否定するのなら仕方ない。
でも、食べず嫌いせず一度読んでみてください。
「400年前にこんなにも面白い本が日本にあったのか」とびっくりするよ!

■葉隠名言集
http://nobunsha.jp/img/hagakure%20meigen.pdf
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「むかつく」宮本武蔵

2016-03-03 20:36:52 | 武士道
日本語は、時代とともに移り変わってきました。

しかし、同じ語形、同じ意味でずっと変わらず今日に
伝わってきた言葉もあります。

「ムカつく」

現代っ子の常套語のようなこの言葉も実は、かなり昔から
変わらずそのまま伝わってきたのです。

剣聖宮本武蔵の兵法書、『五輪書』火の巻に、剣法の極意として、
「むかつかするといふ事」という段落があります。
敵をむかつかせ、そのすきに勝ちをとるのだ、と武蔵は教えます。
まずは、同段落を現代語訳でご紹介してみましょう。


一 むかつかせる

 むかつかせるということはいろいろある。ひとつにはきわどいという感覚。ふたつめは無理、無茶。みっつめは予期せぬこと。よく考えなさい。集団の兵法では敵にむかつかせることが大事だ。敵が予想もしなかった局面で激しくしかけ方針も立たないうちに手段を講じ、先手をとって勝つことが大事だ。また一対一の兵法でも序盤は余裕を見せておき、急転して急襲するのだ。敵の心の動揺、心理状態に応じて息をもつかせず、その機を逃さず勝ちに行くことが肝心だ。よく検討して見なさい。

(『強く生きる極意 五輪書』水野聡訳 PHPエディターズ・グループ2004年)


『五輪書』は地・水・火・風・空の五巻よりなっていますが、第三章の火の巻は、
実践的な戦い方、勝負の勘所を相伝したものです。


一 場の問題
一 三つの先手
一 枕をおさえる
一 渡を越す
一 相を見る
一 剣を踏む
一 崩れを知る
一 敵になる
一 四手を離す
一 陰を動かす
一 影を抑える
一 移す
一 むかつかせる
一 おびやかす
一 まじる
一 角にさわる
一 うろたえさせる
一 三つの声
一 まぎれる
一 ひしぐ
一 山海の替え
一 底を抜く
一 生まれ変わる
一 鼠頭牛首
一 将は卒を把握する
一 柄を離す
一 岩尾の身体


以上、火の巻の見出しを並べてみましたが、これらを見るだけでも
大いに興味をそそられてしまいます。

剣をとっての勝負にとどまらず、現代の人間関係やビジネスなど
様々なシチュエーションで応用できる、達人の普遍的な知恵が
『五輪書』にはちりばめられているのです。
未読の方は一度ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
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隆慶一郎と『葉隠』

2014-01-26 19:29:57 | 武士道
ちなみにぼくの『葉隠』との出会いは、作家隆慶一郎氏の人気シリーズ(時代小説)を通じてでした。
司馬遼太郎、池波正太郎等とは一線を画す、斬新な作品構想と展開に引き込まれ、とりわけ作中の人物描写にはノックアウトされたものです。

たとえば、『一夢庵風流記』の前田慶次郎(漫画〔花の慶次〕にリメイクされました)、『かくれさと苦界行』の松永誠一郎などなど…。
もう、ただただ武士として、人間として、「カッコイイ」につきる男たち。
実はこれらのストーリー展開と人物設定は、『葉隠』から大いに影響を受けたといいます。
ちなみに直接『葉隠』の登場人物(実在)をもとに創作した作品『死ぬことと見つけたり』もあります。

『葉隠』にダイレクトに入るのももちろんよいですが、まずは抜群に面白く、かつ読みやすい隆氏の作品からとっかかる、というアプローチもオススメですよ。

(普段ほとんど文学作品評を書かないのですが、今回はなんとなく駄文を連ねて見ました)
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人の心を見たければ、病気になれ。『葉隠』

2014-01-24 09:56:34 | 武士道
【言の葉庵】メールマガジンNo.61発刊しました!
http://archive.mag2.com/0000281486/index.html

今回は「葉隠 名段落集」をご案内。
戦国侍の生きた智慧が綺羅星のごとく散りばめられた不朽の名作です。

そう。古典はとても面白いのです。
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