門前の小僧

能狂言・茶道・俳句・武士道・日本庭園・禅・仏教などのブログ

何ぞよきことをひとつほめよ。【言の葉庵】メルマガ最新号発刊!

2014-09-25 17:48:56 | 名言名句
言の葉庵メールマガジンNo.70本日発行しました。
http://archive.mag2.com/0000281486/index.html

コンテンツは、以下です。

【1】名言名句第四十八回             細川忠興、数奇の秘訣
【2】カルチャー情報           【言の葉庵】10月期新講座一覧
【3】イベント情報          羽田空港で世界の名作映画鑑賞三昧


『細川茶湯之書』より、細川忠興の名言をご紹介しています。

「何とぞよきことを見立て聞き立て、
それをひとつほめて、悪事の分沙汰せぬがよし。」

ハイレゾ音源は脳に「快感」を与える

2014-09-23 20:13:12 | 音楽
電通サイエンスジャムと長岡技術科学大学が、ハイレゾ音源をヘッドフォンで聞くと、脳が「快感」を覚えるという研究結果を発表した。

■ハイレゾ音源を聴くと、脳は“快感”に包まれる?
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140923-00010009-dime-sci

ぼくたちが若かりし日、家電量販店に行くとテレビコーナーより大きく立派なスペースで「オーディオ売り場」があった。
しかし今や電気店には専用売り場はいうまでもなく、「オーディオ」という言葉すら見当たらない。携帯売り場の横に「スマホ付属品」としてちゃちなUSBスピーカーがあるだけである。

思えばここ数十年、アナログレコード→CD→MD→MP3(iPod)と、音源記録媒体の音質は坂を転がり落ちるように悪くなっていったのだ。(カセットテープはヒスノイズとワウフラがきついのでここでは除外)

「便利であれば音なんかどうでもいい」。

日本人が、はじめて音質を犠牲にしたのは、カセットテープとウォークマンの二人三脚での大ブームが決定的要因であった。

・青年は外に出てアクティブに音楽を楽しむもの。
・音楽を聴いて踊りながら街を闊歩するのが、かっこいい。
・高いオーディオセットをもち、家でクラシックなどの音楽鑑賞をするのは「オタク」。

などという社会風潮も手伝い、「オーディオ」は完全に息の根を止められた。
しかし、しかーし!
大画面高精細TVや3D映像では、びっくりするけど、心から感動はしないものなんです、人間は。 音楽やストーリーには感動するけれど、ただの画像や絵だけを見て、泣いている人は見たことがない。

よい音、よい音楽の復権。
ハイレゾ音源は今、大いに歓迎すべき文化現象ではありませんか。同年代のみなさま。


ハワイ+日本のPopsニューフェイス「Chiyo TIA」

2014-09-17 19:08:47 | 音楽
次代ポップスのニューフェイス大発見!
http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=Chiyo+TIA&ei=UTF-8&rkf=1

日本生まれ、ハワイ育ちのチヨ・ティア。
のびやかな歌声と歩くような、波に乗るような超ナチュラルなリズム感覚。
ミニCDなど、3枚リリース。メジャーデビュー前だけど、村上ポンタ秀一をはじめ、
上田正樹、南佳孝、小沼ようすけ、近藤房之助、TOSHI(X-JAPAN)、HAPA、
Malani Bilyeu(from Kalapana)等とセッションをする実力派なんです。

ドリカム、岡本真夜ファンはぜひ、あ、アン・ルイスファンもいいかも…。
来年4月に本格CDデビューするそうな。
応援しよう!

9/20(土)江の島シーキャンドル13:30~のLIVEイベントで会えますよ。

9/18恵比寿「戦国武将と茶の湯」講座あります。

2014-09-12 21:19:35 | カルチャー講座
9月18日(木)よみうりカルチャー恵比寿にて茶の湯史講座があります。

■千利休と侘び茶の世界 ~戦国武将と茶の湯~
第六回 「数奇大名 細川幽斎・三斎父子」
9/18(木) 10:30-15:00



※8月よりご参加いただけます。
※3か月分前納制になります
受講料  3か月 2回  6,480円(内 480円消費税)
設備費  3か月 2回   259円(内 19円消費税)
カード代 216円
・お問い合せ・お申し込み
よみうりカルチャー恵比寿
Tel 03-3473-5005


●今期茶の湯講座の最終回は、利休七哲の一、細川忠興とその父藤孝をとりあげました。
利休の侘び茶を一門の中でもっとも師伝に忠実に実行した細川忠興(三斎)。秀吉による利休賜死にさきだち、利休が京より堺に追い下された時、後難を恐れず古田織部とただ二人、淀の渡しまでひそかに師を見送ったエピソードが美談として400年後も語り継がれています。

戦国きっての硬骨漢として知られる三斎の茶とは、はたしてどのようなものであったのか。
忠興宛、利休の遺書ともされる利休書簡「引木鞘の文」をはじめ、細川家書や同時代の茶書から、その人となりを浮き彫りにし、武将たちの茶の湯精進のあとをたどりたいと思います。


【講座内容予定】
1.細川幽斎 略歴と逸話。金春流太鼓の名人も感涙を流した、幽斎の太鼓の秘技など。
2.細川三斎(忠興)の略歴と人柄。
3.三斎の茶会と遺愛の道具 ~狂言袴茶碗「挽木の鞘」、黒楽茶碗 乙御前 長次郎、一休和尚の墨蹟、出雲肩衝~
4.三斎の点前
5.師利休と三斎の交わり ~時雨壺、早船茶碗所望に見る三斎の茶の湯執心。利休形見の石灯篭を三斎・ガラシャの墓とする~
6. 三斎の茶の湯伝書 『細川茶湯之書』を読む